パリ五輪で近代五種の日本勢初メダルとなる銀メダルに輝いた男子の佐藤大宗(自衛隊)が15日、東京都内で日本協会の報告会に出席し、大会期間中に右太もも裏を負傷したことを明かした。全日本選手権(11月・愛知県安城市)出場を見送って休養に充てる意向を示し「まだ治っていないので、難しい。年内は競技を盛り上げることに力を入れたい」と話した。
同選手権では、馬術に代わる新種目の障害物レースが国内で初めて実施される。佐藤は「まだ練習はできていないが、復帰したら新種目に変わっても強いと思わせるようにしたい。伸びしろしかない」と意欲を語った。