陸上女子やり投げの北口榛花(JAL)が16日、今季の試合出場を全て終え、金メダルを獲得したパリ五輪後初めて帰国した。羽田空港近くのJALの施設で記者会見に臨み「今季は自己ベストが出ずに悔しい部分はあるが、重要な試合で勝ち切れた。今季を無事に終えられた達成感が大きい」と安堵の表情だった。
昨年の世界選手権と五輪で2年連続の世界一に輝いても「持ち記録的には、まだまだ上を目指さないといけない位置にいる」と満足はしなかった。今季は状態面で苦しんだだけに「ひたすら悩み続けて、もがき続けたシーズン」と総括。来季に向け、幼少期に取り組んだ水泳やバドミントンをより多く練習に取り入れる意向を示した。