パリ・パラリンピックの車いすテニスで男子シングルスを制した18歳の小田凱人(東海理化)が16日、地元の愛知県でトークイベントに臨み、小中学生ら約240人と2時間ほど交流した。フルセットの激闘となった決勝を振り返りながら「諦めずにやれば夢はかなう」などと語りかけた。
獲得した二つのメダルを披露し、子どもの首にかけてあげる場面も。質疑では緊張する局面で強気にプレーする秘訣を問われ「緊張を受け入れ、楽しむことが大事」と答えた。盛況に終わり「金メダルを持って帰って来られて良かった。パラの盛り上がりを実感できた」と振り返った。
次戦は今月末に東京で行われる木下グループ・ジャパン・オープン。