大相撲秋場所で2度目の優勝を果たし、13勝2敗で大関昇進を確実にした関脇大の里(24)=本名中村泰輝、石川県出身、二所ノ関部屋=が千秋楽から一夜明けた23日、茨城県阿見町の二所ノ関部屋で記者会見に臨み「次に向けて、より一層頑張っていきたい。これから大変になると思うし、求められるものが大きくなる」と早くも看板力士の自覚を示した。
デビューから1年半足らずの大の里はまだ大銀杏が結えず、極めて異例のちょんまげ姿の大関が誕生する。注目度は高まるばかりで「すさまじい声援をいただいて幸せだった。僕のことを知っていただけたと思うし、これからもどんどん頑張りたい」と決意を新たにした。