元関脇碧山が現役引退 ブルガリア出身、「岩友」襲名

09/24 17:24

 碧山

 日本相撲協会は24日、元関脇で東十両13枚目の碧山(38)=本名古田亘右、ブルガリア出身、春日野部屋=の現役引退と年寄「岩友」襲名を発表した。今後は春日野部屋で指導する。2022年3月に日本国籍を取得。秋場所は5勝10敗に終わり、九州場所は幕下転落が免れない状況だった。

 碧山は09年名古屋場所で元幕内久島海が師匠の田子ノ浦部屋から初土俵を踏み、11年九州場所で新入幕。師匠の急逝により12年2月に春日野部屋へ転籍した。同年秋場所新小結、14年九州場所に新関脇となった。

 大きな体を生かした激しい突き、押しを武器に三役を5場所務め、幕内に71場所在位した。

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