【ロサンゼルス共同】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平(30)が54本塁打、130打点で2年連続の本塁打王と初の打点王を獲得し、ナショナル・リーグの2冠に輝いた。日本選手が打撃の主要3タイトルのうち、二つを手にしたのは初めて。エンゼルスに所属した昨年アメリカン・リーグで本塁打王を獲得している大谷は、2リーグが確立された1901年以降では4人目の両リーグでの本塁打王になった。
ブレーブス―メッツのダブルヘッダーが9月30日に終わり、ナ・リーグのレギュラーシーズンの全日程が終了して最終成績が確定した。
右肘手術のリハビリで今季は指名打者に専念した大谷は9月19日に史上初の「50本塁打、50盗塁」に到達し、本塁打や打点、盗塁でシーズンの日本選手の最多記録を更新。ドジャースの3年連続22回目の地区優勝に貢献した。
2021年と23年に投打「二刀流」の活躍で、ア・リーグの最優秀選手(MVP)を受賞。今季は指名打者専任でメジャー史上初のMVP受賞が期待される。
ポストシーズンは1日(日本時間2日)に始まる。