大相撲の大島部屋の部屋開きが5日、東京都葛飾区で行われ、墨田区から移転した師匠の大島親方(元関脇旭天鵬)は「ほっとしている。今までは借りて住んでいたから、部屋を持つ実感が改めて湧いた。お相撲さんたちも生き生きとしている」と感慨を込めた。
部屋には幕下以下の力士9人が所属。1階に稽古場とトレーニングルームがあり、2階に力士の大部屋と親方一家の部屋、3階には関取用の個室を3部屋設けた。モンゴル出身初の師匠でもある大島親方は「相撲部屋は一つの家族なので、自分と力士たちが常に顔を合わせられる設計にした。早く関取を出したい」と意気盛んに話した。