巨人の阿部監督が7日、宮崎県で始まった秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」を視察した。4年ぶりに優勝したレギュラーシーズンの最終戦が2日で、クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージの初戦が16日と間隔が空く。実戦感覚の維持に加え「全員にチャンスがある。しっかりアピールしてほしい」と戦力の台頭を期待した。
初日の阪神戦には浅野やモンテスら1軍選手も出場した中、22歳の中山が2安打と目立った。左の代打として光ったシーズン最終盤の勢いを持ち込み「(CSの)メンバーに食い込んで、チームの勝利に貢献したい」と強い思いを口にした。