【バルセロナ共同】サッカー元スペイン代表MFで昨年夏までJ1神戸でプレーした世界的名手のアンドレス・イニエスタ(40)が8日、現役引退を表明した。バルセロナで行われたイベントで「この日が来ることは想像できなかった。自分が歩んできた道を誇りに思う」と語った。
名門バルセロナの育成組織から昇格し、卓越した技術を武器に主力として長年活躍。4度の欧州CL制覇など多くのタイトルを獲得。スペイン代表ではW杯に4大会連続で出場し、2010年南アフリカ大会の決勝でゴールを決め初優勝の立役者となった。
18年に加入した神戸に約5年在籍、20年元日決勝の天皇杯全日本選手権でクラブ初タイトルをもたらした。