プロ野球西武の新監督に決まった西口文也ファーム監督(52)が11日、東京都内のホテルで就任記者会見に臨み「身が引き締まる思いでいっぱい。守りの野球が自分の中では理想。そこに打線がかみ合ってくればいい」と抱負を述べた。通算182勝の元エースが、今季球団ワースト91敗(49勝3分け)を喫してリーグ最下位に沈んだチームの再建を目指す。
和歌山県出身の西口新監督は、1997年にリーグ最優秀選手(MVP)と沢村賞に輝くなど西武一筋でプレー。2015年の引退後は1軍投手コーチなどで指導者経験を積み、22年にファーム監督に就いた。