広島が11日、明大の宗山塁内野手をドラフト会議で1位指名することを公表した。マツダスタジアムでのスカウト会議後、田村スカウト部長は「対象選手の中で一番高く評価した。誠意を見せるという意味でもこの段階での発表となった」と説明した。
宗山は広島・広陵高から明大に進み、東京六大学リーグでは2年生時の春季に首位打者に輝いた。今秋には通算100安打、10本塁打に到達した強打者。強肩で難しい打球も慌てず処理できる遊撃手として、守備力も評価が高い。3月に欧州代表と強化試合を行った日本代表に、プロに交じって選出された。