日本レコード協会など音楽業界の主要5団体は21日、国内最大規模の音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN」を新設すると発表した。来年5月に京都市内で授賞式を開催する。アーティストやレコード会社スタッフ、メディア関係者ら5千人以上が投票で受賞作品を決める。
最優秀楽曲賞、最優秀アルバム賞、最優秀アジア楽曲賞などの主要6部門に加え、Jポップ、ヒップホップ、アイドルといった60以上の部門・カテゴリーを設ける。初回の対象となるのは、今年1月末から来年1月末までに日本の各種チャートで上位に入った楽曲やアーティストで、海外アーティストの作品も含まれる。
来年2、3月の1次投票でノミネート作品やアーティストを選出し、その後、最終投票を行う。
5団体からなるカルチャーアンドエンタテインメント産業振興会が賞の実行委員会を設置。副委員長を務める日本音楽出版社協会の稲葉豊会長は「アメリカのグラミー賞のように、長きにわたり続けたい」と語った。