体調不良で大相撲の秋巡業を17日から離脱していた新大関大の里が、残りも全て休むことが22日、決まった。日本相撲協会関係者が明らかにした。協会は同日に「アデノウイルス感染症で咽頭違和感と倦怠感が持続していると判断し、7日間の自宅療法を必要とする」などとした21日付の診断書を公表。秋巡業は27日まで行われる。
協会は同じ病名の診断書を18日に公表していた。アデノウイルスは発熱などを引き起こす風邪ウイルスの一種で、今回の診断によれば大の里は19日に解熱。現在は茨城県阿見町の二所ノ関部屋で静養しているという。九州場所(11月10日初日・福岡国際センター)への影響が心配される。