石川県白山市と岐阜県白川村を結ぶ「白山白川郷ホワイトロード」の石川県側の無料区間4・5キロが16日午前、開通した。当初は4月下旬の大型連休期間前に開通予定だったが、冬季に昨年を上回る積雪があり、処理のために延期となっていた。石川・岐阜両県の有料区間は6月中旬以降に開通する予定。
爽やかな快晴の下、ゲートが開くと数台の車が通り抜けていった。毎年、開通時に訪れる石川県加賀市の無職南出洋さん(74)は「車に乗りながら高山植物や野鳥を見られるのが魅力。温泉にも行こうと思っている」と笑顔で話した。
ホワイトロードは全長33・3キロで、白山国立公園内の標高約600~1450mを走る。