【ニューヨーク共同】週明け19日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3営業日続伸し、前週末比137・33ドル高の4万2792・07ドルで取引を終えた。米中貿易摩擦緩和への期待で相場が上昇基調となる中、米長期金利が上昇して売り注文が先行したものの、買い優勢に転じた。
朝方は、米ムーディーズ・レーティングスが前週末に米国の信用格付けを最上位から1段階引き下げたことを受けて米長期金利が上昇。下げ幅は一時300ドルを超えた。その後、長期金利の上昇に一服感が出ると、今後の相場上昇を期待した買いが優勢となった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は続伸し、4・36ポイント高の1万9215・46だった。