ドラッグストア大手のツルハホールディングスは26日、定時株主総会を開き、イオン子会社で同業のウエルシアホールディングスとの経営統合案が可決された。統合を巡ってはツルハ大株主の英資産運用会社が反対を表明していた。
総会では、ツルハがウエルシアを完全子会社とする議案や、ウエルシアの桐沢英明社長がツルハの取締役に就く議案など計5議案が可決された。2社は12月に経営統合し、イオンはツルハを連結子会社にする。統合により売上高は2兆円規模となり、店舗数が5千を超える国内最大のドラッグストアチェーンが誕生する。