浜松市は9日、市の予防接種事業を委託している医療機関で、最大18日有効期限が切れたワクチンを乳幼児3人に誤って接種したと発表した。看護師と医師が目視で期限を確認する決まりだったが怠った。3人に健康被害は出ていないという。
市によると、3人は生後2カ月~1歳の男児と女児で、5月23~29日にロタウイルス胃腸炎ワクチンや4種混合ワクチンを接種。有効期限を3~18日経過していた。ワクチンの在庫を確認した際に発覚した。
市や医療機関は3人の保護者に謝罪。市は委託先医療機関に、再発防止として有効期限の確認徹底と期限切れワクチンの確実な廃棄を通知した。