【台北共同】台湾の頼清徳総統は24日、ドイツのエッセンなどで開催中の世界ユニバーシティー夏季大会で中国が台湾代表団にさまざまな圧力を加えているとして「厳しく非難」しなければならないと表明した。フェイスブックに投稿した。
頼氏の投稿や台湾メディアによると、中国はエッセン市政府に対し、台湾代表団の拠点に掲げられた中華民国(台湾)旗を外すよう再三要求。試合会場で「台湾がんばれ」と応援した観客に抗議したり、メダルを獲得した台湾選手に台湾教育部からの祝電を渡すのを妨害したりしている。
頼氏は、中国側の行為はスポーツマンシップに反し、大会の理念にも背くものだと訴えた。