17日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反落した。前日の米国株式市場が下落した流れを引き継ぎ、売り注文が優勢となった。下げ幅は一時500円を超えた。
午前終値は前日終値比450円43銭安の4万7827円31銭。東証株価指数(TOPIX)は22・53ポイント安の3180・89。
前日の米国市場では、米中貿易摩擦への警戒感や一部の米地方銀行が起こした訴訟により信用リスクへの不安が高まったことが重荷となった。ダウ工業株30種平均など主要な株価指数がそろって値下がりし、東京市場にも波及した。
外国為替市場で円高ドル安が進み、相場を押し下げた。