【ソウル共同】韓国の李赫駐日大使は18日、新潟県佐渡市の世界文化遺産「佐渡島の金山」の労働者を追悼する韓国独自の式典を昨年同様、11月下旬に開くとの見通しを示した。聯合ニュースが伝えた。韓国は朝鮮半島出身者の強制労働があったと主張し、新潟県などが9月に開催した追悼式を欠席した。
李氏は東京の大使館で開かれた韓国国会の国政監査で「時期は11月下旬ごろと考えている」と述べ、自身が出席する意向を示した。歴史問題で日本に譲歩しないとする一方、日韓、日米韓関係の重要性も強調した。
韓国は昨年11月24日、日本側が初めて開催した追悼式に参加せず、翌25日に独自の追悼行事を開いた。