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有田哲平“聖地”後楽園ホールでプロレス名場面を“完全再現” 豪華芸人陣と「猪木問答」

07/13 13:30

  • エンタメ総合
『有田哲平の後楽園ホールプロレス噺』の模様

 くりぃむしちゅー・有田哲平の公式YouTubeチャンネル『有田哲平のプロレス噺【オマエ有田だろ!!】』と“格闘技の聖地”後楽園ホールが奇跡のタッグを結成し、8日にスペシャルイベント『有田哲平の後楽園ホールプロレス噺』を開催。後楽園ホールに1389人が詰めかける満員札止で、物販も完売となるなど、熱量あふれるイベントになった。

【写真たくさん】猪木問答から歴史的な試合、夢のカードを後楽園ホールで再現

 同チャンネルは、2022年2月に開設した有田の公式YouTubeチャンネル。伝説のプロレスバラエティー番組『有田と週刊プロレスと』と『有田プロレスインターナショナル』のスタッフと再びタッグを結成し、視聴者から届くプロレスに関するあらゆる質問・相談をもとに、現在進行形で続いている今のプロレスや、過去にプロレス界で起きた出来事など、有田が熱くプロレスを語っていく。現在までに23万人以上のチャンネル登録者数を誇り、プロレスを最近好きになった人から上級者ファンまで幅広く支持を集めている。

 YouTubeチャンネルの前身となる『有田と週刊プロレスと』の開始から数えて約7年半。ついに格闘技の聖地・後楽園ホールでイベントを開催することになった。中央にはリングが設置され、会場のムードも高まりを見せる中、有田、福田充徳(チュートリアル)の2人が入場する前から、自然と「アリタ!」「フクダ!」コールが巻き起こった。

 大歓声を浴びながらリングインした2人も感激しきりで、有田が「ちょっと感動して涙が出そう」と話すと、福田も「こんな景色が…」としみじみ。後楽園ホールで起きた“事件”などについて、有田が実演を交えながら熱弁を振るうと、ファンからも声が上がるなど、早速“プロレス噺”が繰り広げられていった。

 有田が「リングがあるということで、ちょっといろんなことをやりたくなっちゃって」と切り出すと、リングサイドには清野茂樹アナの姿が。有田は準備があるということで、一旦その場を離れると、福田と清野アナによるトークが展開された。会場一帯が、この後に何が起こるのかわからないまま、準備が整ったタイミングで暗転した。

 突如入場曲が流れ始めると、高田延彦になりきった有田がゆっくりと歩みを進めていく。そう、1995年10月9日に東京ドームで行われた『新日本プロレス対UWFインターナショナル全面戦争』メインイベントの“再現”が行われたのだ。会場のファンたちのボルテージも上がり、武藤敬司に扮した神奈月が入場すると一斉に声援が送られた。観客による「前田が泣いてるぞ!」という、当時のファンの名言も再現されるなど、プロレスファンにはたまらない時間が流れていく。

 今回は“聖地”後楽園ホールを使って、レスラーになりきって、名シーンを再現していくことがメインに据えられ、その後も越中詩郎になりきったケンドーコバヤシ、蝶野正洋になりきった古坂大魔王、ジャンボ鶴田になりきったビビる大木、Uの魂を引き継ぐトシ(タカアンドトシ)による「三浦敏和」(トシ本人)など、さまざまなサプライズゲストが登場し、その度に会場も盛り上がり、有田やゲストたちが準備をしている間には、完璧な清野アナによる補足説明と、福田の受け身が光る。

 全員がそろったところで、それぞれが希望していた「プロレス名場面」の再現も。長州力と大仁田厚による「またぐなよ」、アントニオ猪木による「猪木問答」といったメジャーなものから、古坂のラジャ・ライオン、大木による若手レスラーのテープ回収などコアなものまで、ファンの心をくすぐる再現が行われていきながら、終盤には闘魂三銃士VS四天王や、猪木・長州・前田VS馬場・鶴田・天龍の“夢の対決”も実現するなど、終始会場は大興奮となった。

 最後は、有田から「ぜひ、またやりたいです!」といううれしい宣言からの「1.2.3ダー!」でたっぷりと詰まった3時間におよぶイベントが締めくくられた。

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