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本田望結主演、世界大会を目指す女子高生たちの奮闘と友情を描く『カーリングの神様』11・8公開

07/22 08:43

  • 映画
映画『カーリングの神様』11月8日公開 (C)2024「カーリングの神様」製作委員会

 幼い頃からフィギュアスケーターと俳優の二刀流で活躍してきた本田望結が、カーリング世界大会を目指す女子高生を演じる映画『カーリングの神様』が11月8日より、東京・新宿ピカデリーほか全国で公開されることが決定。ポスターと予告編が解禁となった。

【動画】夢を追う女子高生たちの姿を焼き付けた予告編

 「氷上のチェス」と言われ、知力、体力、そしてチームワークが求められるカーリングに懸ける女子高校生たちを描く本作。舞台は、風光明媚な町、長野県御代田町。本州最古という歴史はあるが、老朽化して、かつての活気を失った民間のカーリング場で独りストーンを投げる香澄(本田)。彼女は小学生時代に“最強”と言われたカーリングチーム“みよステラ”の再起動を決意する。目指すのは、自分たちの町で行われることになったカーリングの国際大会のエキシビジョンマッチへの出場。町のため、そしてなにより自分たちのためにもう一度輝きたいという強い想いを抱える女子高校生たちの奮闘と友情を描く。

 “みよステラ”でチームのエースとなる“スキップ”のポジションを担う香澄(本田)。かつてのチームメイトで“みよステラ”の前に立ちはだかるライバル役を川口ゆりな、初心者だったが特訓でバイススキップとも呼ばれる“サード”を担う長澤樹、本田とともに“みよステラ”で奮闘する“リード”を泉智奈津、“セカンド”を白倉碧空が演じる。さらに、“みよステラ”のコーチ役の秋山ゆずきのほか、高島礼子、柄本明、田中麗奈、六角精児らベテランキャスト陣が脇を固める。

 ポスターは、挑戦と希望を表現する黄色を基調としたカーリングのレーンをデザイン化したバックに、少女たちがカーリングのストーンやブラシを持って前に進む姿を描いた輝かしいデザイン。「この町(みよた)の想いを胸に 一番輝く星(ステラ)になる!」というキャッチフレーズは、本作のアピールポイントと劇中のチーム名の由来とのダブルミーニングになっている。

 予告編では、チームリーダーのスキップの香澄(本田)の呼びかけで、かつてのチームメイトの優芽(泉)と沙帆(白倉)は、最強と言われたカーリングチーム“みよステラ”の再結成に立ち上がるところから始まる。

 もう一人のチームメイトだった舞(川口)にも声をかけるのだが、今は軽井沢の強豪チームに所属する彼女に、剣もホロロに断られてしまう。舞の代わりにチームに入った転校生の実乃梨(長澤)は、ストーンをまともに投げることもできない。

 予告の後半では、待望のコーチを迎え入れ、ようやくチーム力を取り戻した“新生みよステラ”が、舞が率いる軽井沢の強豪チームと国際大会への出場をかけた白熱の試合を展開する様子が映し出される。氷上で見事な安定感のあるフォームを見せる香澄を中心に、チームワークでの勝利を目指す優芽、沙帆、実乃梨たち。運命のストーンの行方は…。

 予告で流れる主題歌は、STU48の1stアルバム『懐かしい明日』TypeAに収録されている「Sweaty Smell」。本編のエンディングを華やかに彩る。

 大きな壁にぶつかりながらも、子どもの頃の純粋な気持ちを思い出すことで、仲間と一緒に熱中する喜びを噛みしめる女子高校生たちの姿をみずみずしく描き出した本作の監督を務めるのは、『超高速!参勤交代』(2014年)でブルーリボン賞作品賞、日本アカデミー賞優秀監督賞に輝き、『空飛ぶタイヤ』(18年)で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した本木克英。

 撮影が行われた御代田町は、本州のカーリングの聖地と呼ばれている。本編にも実名で登場した「カーリングホールみよた」は、カーリングがブームとなる10年以上前にオープン。本州で最も歴史の長いカーリング専用施設であると同時に、日本で唯一民間運営されているカーリング施設である。撮影は御代田町の全面協力を得て、昨年12月に行われた。

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