歌手のT.M.Revolutionこと西川貴教が4日、福岡・みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクホークス対日本ハムファイターズ戦のセレモニアルピッチに登場した。
【写真】満足げに右手を高く突き上げる西川貴教
この日は、新しくなった『鷹祭 SUMMER BOOST』の最終日。ここまで4勝1敗と高い勝率を記録している。背番号9のユニフォームでマウンドに立った西川が投じた1球はストライクゾーンど真ん中に。球場は大歓声となっていた。
投げ終えた西川は取材に対応。「関西方面の球団で始球式をしたり、昨年は東北のチームに応援に行かせていただいたんですけど、実は選手の皆さんで1番たくさん仲良くさせていただいているのはホークスの選手の皆さん。又吉くんも前にご飯を食べにいったりしたんです。ブルペンもずっと付き合ってくれて、安心で彼のおかげで無事に投げ終えられた」と秘話を明かした。
約4万人の前で投げ終えた感想については「数年前まで、たくさん人が集まる催しは規制された。いかに皆さんの応援が力になるか実感した」としみじみ。『鷹祭 SUMMER BOOST』の大トリでのセレモニアルピッチとなり、「無事に投げられた。『鷹祭 SUMMER BOOST』6日間の最終日。きょうは勝っていただきたいし、その幕開けにワンバンなんかしたら、どうしようもない。（点数は）及第点をあげたい」と語っていた。
また、今年のソフトバンクのドラフト1位の前田悠伍は西川と同郷の滋賀県出身。「我々にとって、こういうスポーツで頑張っている滋賀県、地元出身の活躍は勇気になっている。精いっぱい応援させていただきたい」とエールを送りながら「ぜひ入場曲に僕の曲を…。気を使う必要はないですけど」とおねだりして笑わせた。
鷹祭 SUMMER BOOSTユニフォームは「Revolution」と名付けられ、球団の「T.M.Revolutionの西川貴教さんに、みずほPayPayドームでのフィナーレを飾っていただきたい」という思いが実現し、セレモニアルピッチと試合後のパフォーマンスが決定した。
『鷹祭 SUMMER BOOST』は、約20年間にわたりファンと築き上げてきた『鷹の祭典』が進化したもの。野球イベントの枠を超え、チーム、ファン、そして福岡のまちが共に創り上げる新たな夏のエンターテインメントイベント。みずほPayPayドームでの試合では、日替わりで音楽やお笑いなど多彩なゲストが登場してイベントを盛り上げる。
7月26日と8月4日のテーマは音楽、7月27日と8月3日のテーマはお笑い＆音楽、7月28日のテーマはサーカス＆音楽、8月2日のテーマはダンス＆音楽となる。8月4日の北海道日本ハムファイターズ戦は、DJ To-i（from DISH//）が試合前・イニング間・試合終了後、T.M.Revolution（西川貴教）が試合終了後に登場する。
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