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『エア・ロック 海底緊急避難所』「第1回東京国際サメ映画祭」審査員賞受賞「忖度抜きで一級品」

08/03 17:45

  • 映画
「第1回東京国際サメ映画祭」審査員賞は『エア・ロック 海底緊急避難所』が受賞 (C)ORICON NewS inc.

 7月12日~15日の4日間にわたり、東京・池袋HUMAXシネマズで開催された「第1回東京国際サメ映画祭」。その“後夜祭”と称した集会が3日の真昼間に東京・杉並のAsagaya LoftAで行われた。会場には、日本サメ映画学会(※任意団体)の会長のサメ映画ルーキー氏と同学会広報部の映灯十色(うつりび・といろ)氏、サメ映画ファン約70人が集結。ファンの1割は同映画祭に4日間通い詰めた猛者だった。

【動画】『エア・ロック 海底緊急避難所』予告編

 後夜祭では、上映された作品を対象とした各賞を発表。インターネット公募による特別賞の発表のほか、観客の投票による観客賞は国産サメ映画『温泉シャーク』(監督:井上森人)、審査員賞は今月16日全国公開を控える『エア・ロック 海底緊急避難所』(監督:クラウディオ・ファエ)が受賞した。

 『エア・ロック~』は、海底に墜落した飛行機の中に閉じ込められた生存者たちに、サメの脅威が迫る“詰み系”スリラー。会場では、審査員からのコメントが読み上げられ、「『第1回東京国際サメ映画祭』のオープニングを飾るにふさわしすぎる作品です。強制的に海ぶっ込む展開、個性豊かで人間味あふれる登場人物たち、自然の恐怖の象徴としてのサメ、近年では貴重な恐怖系のサメ映画であり、忖度抜きで一級品です」と、絶賛。

 審査員コメントには「GAGA(※)様、次回も作品提供のほど何卒よろしくお願いいたします」と書き添えてあり、第2回開催に向けた決意表明で会場を沸かせた(※『エア・ロック~』の配給会社)。

 その後、日本サメ映画学会による活動報告や上映のたびに完売続出という謎の人気を見せるスウェーデンのサメ映画『えっ?サメ男』が上映され、「第1回東京国際サメ映画祭」は幕を閉じた。

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