• X
  • facebook
  • line

佳子さま「赤べこかわいらしいですね」 会津文化に触れる

08/12 09:20

鶴ケ城公園を訪問された佳子さま=会津若松市
第1只見川橋梁ビューポイントを訪れ、星さんから説明を受けられる佳子さま=三島町

 来県中の秋篠宮家の次女佳子さまは11日、福島県会津若松市の県立博物館、鶴ケ城、三島町にあるJR只見線のビュースポットなどを視察された。伝統工芸や只見線全線再開通の説明を受け、会津が誇る豊かな自然、歴史・文化に触れた。

 県立博物館では、三島町の小正月の火祭り行事「三島のサイノカミ」や起き上がり小法師(こぼし)、こづゆなど会津の伝統を紹介する「民俗」部門展示室を観覧した。説明を担当した大里正樹学芸員(40)によると、赤べこを見て「かわいらしいですね」と感想を述べた。

 鶴ケ城では天守閣をはじめ、鉄(くろがね)門や鶴ケ城公園内にある千利休の子・千少庵ゆかりの茶室「麟閣」などを視察した。先導役を務めた会津若松観光ビューローの福島一郎理事長(65)によると、天守閣の瓦の特徴を説明した際に「赤い瓦と白壁のコントラストが美しいですね」と話した。

 只見線応援活動の児童生徒らと交流

 柳津町役場では2022年に全線再開通したJR只見線を応援する活動をしている酒井治子さん(43)、角田杏さん(只見中2年)、角田淳紘さん(明和小4年)と懇談。その後、三島町にある「第1只見川橋梁(きょうりょう)ビューポイント」で奥会津郷土写真家星賢孝さん(75)から只見線について説明を受けつつ、角田杏さんから贈られた手作りの旗を振って列車を見送った。酒井さんによると、佳子さまは「(只見線を)これからも応援していきたい」と話したという。

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line