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田中哲司、『海のはじまり』で目黒蓮の実父役に起用「作品上つくづく重要な役柄だと痛感しました」

08/12 21:54

  • エンタメ総合
『海のはじまり』に出演する田中哲司 (C)フジテレビ

 9人組グループ・Snow Manの目黒蓮が主演を務めるフジテレビ系“月9ドラマ”『海のはじまり』(毎週月曜 後9:00)第8話(19日放送)に俳優・田中哲司が出演することが決定した。田中は主人公・月岡夏(目黒)の実の父親である溝江基春(みぞえ・もとはる)を演じる。月9ドラマには『ラヴソング』(2016年)以来8年ぶりの出演で、目黒とは今作で初共演となる。

【写真】目黒蓮の父役を演じる田中哲司

 今作は、夏が、大学生だった時に付き合っていた交際相手であり、別れて以来、7年もの間会うことがなかった南雲水季(古川琴音)の死をきっかけに、自分と血のつながった娘・海(泉谷星奈)の存在を知ったことで人生が変化していく物語。

 『silent』(2022年/フジ)の脚本・生方美久氏、演出・風間太樹氏、村瀬健プロデューサーが再び結集。人と人との間に生まれる愛と、そして家族の物語を丁寧に描く、“親子の愛”をテーマにした完全オリジナル作品を送る。

 これまで作中やTVer限定スピンオフドラマ『兄とのはじまり』の中でも、その存在は会話の中で幾度か言及されてきた基春。ただ、夏は幼少期に離別した実父の存在をあまり多く語ろうとせず、母のゆき子(西田尚美)も基春との離婚の経緯などその詳細を明かすことは無かったため、どんな人物像なのかずっとベールに包まれてきた。

 今はゆき子の再婚相手である和哉(林泰文)を実の父親のように慕い良好な関係を築いている夏。そんな夏が、基春と20年以上の時を経て再会を決意し…。果たしてどんな展開が夏を待ち受けるのか。第8話以降、基春の登場により夏は新たに湧いて出る自らの感情と対峙(たいじ)していく。父とは、親子とは、家族とは。それぞれの“つながり”と夏はどう向き合っていくのか。

■田中哲司コメント

(撮影の合間に目黒さんとお話している中で)この基春は、作品上つくづく重要な役柄だと痛感しました。演じる際とても気が引き締まりましたし、物語に少しでも貢献できればうれしいです。ぜひ放送をご覧ください。

■村瀬健プロデューサー

またしても、『海のはじまり』にすごい役者さんが加わって下さりました。田中哲司さん。数え上げたらキリがないくらい多くの作品で見させて頂いてきて、その圧倒的な存在感と強烈な個性に何度も惹(ひ)きつけられてきました。僕自身、ご一緒するのは今回が初めてだったのですが、衣裳合わせで初めてお会いし、演じて頂く役についてお話しさせて頂いた時点で、その佇(たたず)まいと雰囲気に完全に魅了されてしまいました。田中さんに演じていただくのは、目黒蓮さん演じる主人公・夏の実の父親・基春です。母・ゆき子の再婚により和哉が新しい父となり、大和(木戸大聖)が弟になった夏は、それ以降、基春と会おうと思ったことはありませんでした。しかし、海の存在を知り、自身が父であることがわかった今、初めて会ってみたいと思うようになります。

夏の父親は、一体どんな人物なのか。第7話の最後に流れた次回予告やPRスポットに映った姿を見て、“え??”と驚いた方も多いのではないでしょうか。おそらく、夏の父親と聞いてイメージする“父親像”とはちょっと違う印象を感じたのではないかと思います。優しすぎる夏の実の父親は、どんな男なのでしょうか。このドラマの企画が立ち上がった最初の段階から田中さんをイメージして作り上げてきた夏の父・基春は、一体どんな人間なのか?いろいろと想像しながら来週の第8話を待っていていただけたらうれしいです。きっと田中さんにお願いした意味を感じていただけると思います。

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