顔出しNGの敏腕ライターたちが、いま注目のタレントの素顔に迫る『ライターズ！』（日本テレビ系）。9月1日放送（深1：30～）は、現在放送中のドラマ『マル秘の密子さん』（日本テレビ系／毎週土曜 後10： 00）に九条遥人役で出演中の上杉柊平が登場。今週放送の第7話では、次期社長が誰になるのか、物語がいよいよ大きな山場を迎える。その見どころから今後の展開、そして共演陣の素顔まで、たっぷりと語ってもらった。
【場面写真】遥人（上杉柊平）と直接対決する密子（福原遥）
■プライベートは「インテリア」「ゴルフ」こだわり告白
華麗なる一族“九条家”が支配する「九条開発」。その次期社長をめぐる波乱に満ちた物語も、いよいよ山場を迎える。前社長の意志を継ぐ今井夏（松雪泰子）と彼女をトータルコーディネーターとしてサポートする謎の女性・本宮密子（福原遥）の2人の前に立ちはだかるのは、御曹司・九条遥人。密子からは姉の仇として恨まれているが…。
「これまで遥人がなにを考えているのか、言葉で表すことはあまりありませんでした。第7話では、ようやく自分の思いを言葉にする。その意味で、『遥人回』と言っても過言ではないです」
昨年から出演作品が急増中の上杉。きらびやかな衣装やセットが目を引く今作でも、持ち前のスタイルの良さで、攻めた衣装を華麗に着こなしている。
「（収録時、スーツとシャツも全身“えんじ色”で登場して）なかなか着る機会のないスタイリングですよね。この作品のオファーをいただいたとき、物語はもちろん、世界観やビジュアル、カメラワークなど緻密に設計されていたことに驚きました。その時点で、『これまでにないドラマになる』とワクワクしました」
ただ、第6話までは遥人の内面がぼかされていたこともあり、SNSでは“密子に翻弄されるお坊ちゃん”的ないじられ方をされる動画も話題に。内心、どう受け止めているのか？
「すごくいい楽しみ方だなと思います。僕自身についても、『寡黙な人、クールな人だと思ってました』とよく言われるのですが、全然そんなことはなくて。たぶん、皆さんが思っているよりは明るくて接しやすい人間なんじゃないかな」
そんな上杉のプライベートは、ほぼ「インテリア」と「ゴルフ」で構成されているそう。
「（20世紀半ばにデザインされた）ミッドセンチュリーのインテリアが特に好きで、YouTubeチャンネルでも公開している自分の部屋の内装や家具をどうしようか考えているときが一番リラックスできますね。お酒も飲まないですし、食にこだわりもないので、プライベートは家でインテリアに囲まれているかゴルフの打ちっぱなしに行っているかです（笑）」
■「威厳なし」とツッコまれ…共演陣の素顔も明かす
ドラマは急展開を迎えるが、撮影も終盤にさしかかり、これまでの共演者の印象やエピソードを聞いた。まずは、メインキャストの2人。
「福原さんは共演が3度目で、毎回、『こんな人いるんだ』というくらい純粋で真っ白な方です。松雪さんは、とてもチャーミングな方で、みんなをリラックスさせてくれる存在。僕のYouTubeもチェックしてくれていて、うれしかったですね」
続いて、九条家の“華麗なる一族”である祖母役の小柳ルミ子、母親役の渡辺真起子、妹役の志田彩良について。
「小柳さんは、すごく周りを気遣ってくださり気さくに接してくださる方ですけれど、やっぱり存在感はすごいですね。渡辺さんは、はっきりと物事を言う、肝っ玉母さんのような気持ちのいい方。志田さんはドラマではいつも怒っている役ですが、本人はゲラで、僕もゲラなので、撮影中よく笑い合っています。今回、『威厳ある感じで臨みたい』と言ったら、『威厳ないです』ときっぱり切り捨てられました（笑）」
最後に、遥人に思いを寄せる秘書役の桜井日奈子。
「桜井さんは、ほんわかしたイメージがあるかもしれませんが、実際はすごく冷静に状況を見ていて、知的な方だなと思います」
そんな豪華俳優陣がさまざまな思惑を抱えた人物を演じる『マル秘の密子さん』も、第7話以降、大きな変化が訪れるという。
「共演者が抱える秘密を現場の俳優たちは知らされていないので、台本を渡されて初めて『え？そうだったの？』となることばかりです。第7話で、遥人もようやく一人の人間としてひと皮むけて、それを機に、これまでのポジションや関係性が入れ替わりながら、真相に向けて大きく動き出します」
密子と遥人の関係にも変化が生まれる予感？クライマックスに向けて、目が離せない。
（取材・文／マイティ・M）
※取材の模様は、9月1日放送の『ライターズ！』（日本テレビ系／日曜 深1：30）でもご覧いただけます。
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