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岡田将生×中井貴一『ザ・トラベルナース』2年ぶり続編決定「期待を決して裏切らない痛快な医療ドラマに」

09/04 18:14

  • エンタメ総合
『ザ・トラベルナース』続編に出演する岡田将生、中井貴一(C)テレビ朝日

 俳優の岡田将生が主演を務め、中井貴一とタッグを組むテレビ朝日系連続ドラマ『ザ・トラベルナース』の2年ぶりとなる続編が、10月17日からスタートすることが決定した(毎週木曜 後9:00)。

【画像】2年ぶり続編でもタッグを組む岡田将生、中井貴一

 『ドクターX~外科医・大門未知子~』(2012年~)の生みの親である脚本家・中園ミホ氏が2022年、世に送り出した痛快医療ヒューマンドラマ『ザ・トラベルナース』。医師でもなく、集団でもない、フリーランス看護師としてさまざまな街を渡り歩く、名もなきトラベルナースたちが患者とその家族、周囲の医療従事者をも救っていく人間ドラマは、世帯平均12.1%の好視聴率を記録した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 今シリーズでは、那須田歩(岡田)と九鬼静(中井)のコンビが、“働き方改革”の波が押し寄せ、ますます混沌を極める日本の医療界に降臨。慢性的な医師不足に加え、医師や看護師の残業時間にも大きな制限がかかり、縮小の一途をたどる命の現場で、新たな闘いに挑む。

 歩と静が今回雇われるのは、地域医療の中核を長年担ってきた基幹病院「西東京総合病院」。同院では前院長の汚職発覚を受け、「正しい医療、正しい働き方」を掲げる“クリーンな若きカリスマ新院長”が、働き方改革を中心とした組織変革に着手。タスクシェアや勤務管理の徹底、医療の見える化を次々と推し進めていく。しかし、この新院長こそが“今シリーズ最大の敵”に。やがて、歩&静は新院長と対立していくことになる。

■岡田将生(那須田歩・役)コメント
――続編が決まった時のお気持ちをお聞かせください。
 前作を撮っている最中からチーム一丸となって、続編を目指せるように頑張っていたのですが、まさか2年で帰ってこられると思っていなかったので、本当にうれしかったです。前作では監督やプロデューサーの皆さま、そして中井貴一さんに本当に支えられ、同じ方向を向いて作品を作り上げる楽しさや、連続ドラマの面白さを教えていただきました。中井さんからたくさんのことを学ぶ中、自分自身と歩が成長していく姿がどこか重なり、クランクアップでは作品が終わる寂しさで思わず涙ぐんでしまったのですが(笑)、それくらい忘れられない時間が詰まったドラマでした。あれから2年、また成長した姿を中井さん、そしてチームの皆さんに見せられるように頑張ろうと思っています。

――今作で新たにチャレンジしたいこと、期待することはありますか?
 作品の中でも描かれているように、人ってなかなか成長しないもので(笑)。でも、だからこそ愛嬌や人間味があるなって、すごく感じています。それをまた新たな形で、どこか父のような感じもある静さんとの軽妙なやりとりを通して見せられたらいいなと思います。

――中井貴一さんと2年ぶりの共演となりますが、楽しみにされていることはありますか?
 貴一さんとは前作の撮影が終わってからもお食事をさせていただいたり、連絡を取り合ったり、すごくお世話になっているのですが、実はいまだにお会いするたび緊張してしまうんです(笑)。そんな尊敬する貴一さんに、この2年で経験したものをぶつけられることが楽しみです。その一方で、今回は新しいキャストの方々も入ってくださいますし、貴一さんと共に気張ることなく、皆さんと良いチームワークを築きながら、1カット1カット積み重ねていきたいです。

――視聴者の皆さまへメッセージをお願いいたします。
 続編をやれるうれしさは、今は一旦置いておいて、また新たな気持ちでこのドラマに臨もうと思っております。こうやって戻ってこられたのは、ひとえにドラマを見てくださった方々のお声がたくさんあったからこそ。その期待を決して裏切らない痛快な医療ドラマになると思うので、ぜひ見てください。

■中井貴一(九鬼静・役) コメント
――続編が決まった時のお気持ちをお聞かせください。
 前作で静は病気で倒れてしまったので、再登場はないかと思っていたのですが(笑)、どうも手術が成功したらしく、お声がけいただきました。実は前作の放送中、病院に行ったりするとナースの皆さんが「見てますよ」と声をかけてくださり、多くの医療現場の皆さんが喜んで見てくださっていることを実感していたんです。ですから、今回も頑張って続けていこうと思い、お引き受けさせていただきました。

――今作で新たにチャレンジしたいこと、期待することはありますか?
 僕はいつも「続編をやるからにはバージョンアップしないと、やる必要はない」と思っているんです。より面白いものを作る覚悟がないとダメだと思うので、1話1話妥協することなく、みんなで話し合いながら、良いものを作っていきたいと思っています。ちなみに、静の広島弁もバージョンアップ的なことがいろいろあると思います。広島弁だけでなく、いろんな言葉を話すかも…(笑)。ぜひご期待ください。

――岡田将生さんと2年ぶりの共演となりますが、楽しみにされていることはありますか?
 この2年、彼の仕事も時々拝見しているのですが、いろんな現場でいろんな経験をなさっていて、「あぁ、良くなったな。すごいなぁ」と思うことが多々あるんです。ですから、彼から学べることがあったら学びたいですし、僕も負けないように頑張らなきゃと思っています。ただし…これは岡田くんとの共通テーマでもあるのですが、力をあまり入れすぎず、お客さまに楽しんでいただけるものを楽しく撮影していくことが大切だと思います。何事も力を入れすぎると、ろくなことになりませんから(笑)。

――視聴者の皆さまへメッセージをお願いいたします。
 先ほども申しましたように、力まずに、皆さまが日頃感じている医療の垣根を取り払えるよう、そして毎日頑張っていらっしゃる多くのナースの方々にエールが送れるように、面白いドラマにしていきたいと思います。ぜひご覧ください。

■峰島あゆみ氏(テレビ朝日プロデューサー)コメント
最強で最高のコンビが帰ってきます!
今年から医師の働き方改革が始まり、看護を取り巻く環境、そして私たち患者を取り巻く環境も大きく変化しています。
その混沌の中で二人が何を巻き起こすのか!?さらにパワーアップした“すべての患者とナースたちに捧げる愛と闘いの物語”に、ご期待ください!

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