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民放連、CM素材の無断差し替え発覚のTBSラジオを厳重注意「再発防止に向けた取り組みを…」

09/06 16:33

  • エンタメ総合
TBSラジオ、CM素材の無断差し替えの調査結果を報告 (C)ORICON NewS inc.

 日本民間放送連盟は6日、ホームページを更新。TBSラジオがCM素材の無断差し替えを行ったことについて、4日に厳重注意を行ったと明かした。

 サイトでは「TBSラジオがCM素材を広告主・広告会社に無断で差し替え、偽造した放送確認書を送付していたことについて、一般社団法人 日本民間放送連盟〔民放連、会長=遠藤龍之介・フジテレビジョン副会長〕は9月4日、遠藤会長名の文書で同社に対し厳重注意を行いました」と説明。

 続けて「あわせて同社には今後このような事態を生じさせないよう、再発防止に向けた取り組みを着実に実行することを求めました」と呼びかけた。

 その上で「会員社においてCM運行や放送確認書の発行に関わる不正行為が発生した事態に鑑み、民放連は9月6日、会員全社に対し、放送確認書の重要性を社員や関係者が再認識する取り組みの推進と、CM取り引きおよびCM運行に関する社内の全プロセスの再点検を要請しました。また、放送確認書の重要性を再認識するための全社会議を後日開催する予定です」とした。

 同局は6月、「当社の営業担当者が、2022年4月から2024年6月中旬にかけて、広告主より納品された複数種類のCM素材のうち、当初一部の素材の表現がCM考査において、放送には検討を要するとの意見が出された事から、独断でCM素材の進行表を書き換え、既にCM考査を通過した同広告主の別のCM素材が放送されるよう手配していました」と報告。9月4日には、社内調査、第三者を入れた委員会の調査結果を公表していた。

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