定例会アーカイブ(2019年まで)

 第45回定例会
 
 読売民友写真クラブ(YMPC)第45回定例会が会津若松市で開かれ、スナップ、自由、県内撮影会の計3部門で会員の作品を審査した。最優秀、優秀両賞の作品を紹介する。(選評は読売写真大賞事務局・小浜誓)

◆スナップ部門

▽最優秀賞「守人(もりびと)」
渡辺喜邦さん(郡山市)
【評】人物に対して羽根などの大きさがよく分かります。撮る角度やトリミングも適切です。
▽優秀賞「棚田を守る」
奥山清蔵さん(福島市) 
▽優秀賞「行ってらっしゃい!」
相楽執一さん(郡山市) 

◆自由部門

▽最優秀賞「木の葉のワルツ」
塩沢由太さん(郡山市)
【評】落ち葉が舞った瞬間をよくとらえています。暗い背景に対しカラフルで、タイトルもしゃれています。
▽優秀賞「早春の磐梯山」
佐藤まき子さん 
▽優秀賞「白と黒の感覚」
山本益代さん(三春町) 
▽優秀賞「眼光」 
佐藤孝さん(福島市) 

◆撮影会部門

▽最優秀賞「決めポーズ」
宗形和幸さん(三春町)
【評】落ち葉が舞った瞬間をよくとらえています。暗い背景に対しカラフルで、タイトルもしゃれています。
▽優秀賞「記念撮影」
相楽執一さん(郡山市) 
▽優秀賞「捧持」
渡辺健一さん(二本松市)

【その他の入賞者】(敬称略)

■スナップ部門
 ◆入選
 「朝市のオバちゃん」佐藤孝(福島)▽「二人のミュージアム」渡辺憲二(郡山)▽「パパ見て!ステキ!」渡辺俊恵(いわき)▽「霧幻峡」佐藤勝彦(福島)▽「おやつちょうだい!」仁井田彰子(三春)
 ◆奨励賞
 「おや!ステキな方が」渋谷謙治(福島)▽「そっと」渡辺健一(二本松)
■自由部門
 ◆入選
 「水鏡」佐藤邦英(二本松)▽「池の紅葉に射す」渋谷謙治(福島)▽「共に白髪の生えるまで」奥山清蔵(福島)▽「大鷲飛来」永山淳(いわき)▽「魅惑の紅」相楽執一(郡山)
 ◆奨励賞
 「秋の訪れ」渡辺憲二(郡山)▽「冬季」荒義徳(南相馬)

■撮影会部門
 ◆入選
 「プロの目線...祭り参加の花嫁」渋谷謙治(福島)▽「田島祇園祭花嫁行列」古川悦男(郡山)▽「行って来ます」塩沢由太(郡山)

 第44回定例会
 
 読売民友写真クラブ(YMPC)の第44回定例会が福島市で開かれ、スナップ、自由の両部門で会員の作品を審査した。最優秀、優秀両賞の作品を紹介する。(選評は読売写真大賞事務局・小浜誓)

◆スナップ部門

▽最優秀賞「お散歩」
信濃満枝さん(福島市)
【評】影絵のような背景に対して、手前の花がこちらに迫ってくるような不思議な作品です。
▽優秀賞「花見日和だねー!」
佐藤貞雄さん(福島市)
【評】腰をかけ花見をする後ろ姿に趣があります。遠くの山の残雪も季節の移り変わりを感じさせてくれます。
▽優秀賞「花と一緒に」
稲川精一さん(棚倉町)
【評】見下ろしたことによって、花に囲まれた様子が分かります。また伸ばされた手にも動きがあります。
▽優秀賞「祭りが終わって ほっこりと!」
渡辺俊恵さん(いわき市)
【評】2人のほっとした表情が良く、衣装の彩りもきれいです。

◆自由部門

▽最優秀賞「雪化粧」
相楽執一さん(郡山市)
【評】降り積もった雪の重さとともに、暗い部分を背景に降る雪が、自然の静けさをより感じさせてくれます。
▽優秀賞「竹林の花」
柳沼利行さん(郡山市) 
【評】やや明るめに撮ったことで、竹の質感と緑が鮮やかに表現され、2輪の花もポイントになっています。
▽優秀賞「彩煙竜」
渋谷謙治さん(福島市) 
【評】花火の煙の形から、音まで聞こえてきそうです。空の青さも魅力的です。
▽優秀賞「見つめる先は...?」 
古川悦男さん(郡山市)
【評】犬の横顔に威厳さえ感じます。取り巻く木々の映り込みも効果的です。

【その他の入賞者】(敬称略)

■スナップ部門
 ◆入選
 「昼飯」山本益代(三春)▽「冬キャベツの収穫」古川悦男(郡山)▽「ちょっと ね、」荒義徳(南相馬)▽「麦わら帽子」佐山勝信(会津若松)▽「サイダーにしびれた~」渋谷謙治(福島)
 ◆奨励賞
 「春のお別れ」塩澤由太(郡山)▽「ボクのだよ~」佐藤まき子(福島)
■自由部門
 ◆入選
 「夕暮れせまる桜を見上げて」渡辺俊恵(いわき)▽「沼の主現れる」渡辺憲二(郡山)▽「春の息吹」佐藤邦英(二本松)▽「捕食」宗形和幸(三春)▽「惜春の花片(はなびら)」奥山清蔵(福島)
 ◆奨励賞
 「はないかだ」佐藤貞雄(福島)▽「雪のバラ」佐藤孝(福島)

 第43回定例会
 
 読売民友写真クラブ(YMPC)の第43回定例会で、スナップ部門と自由部門で優秀賞に選ばれた作品を紹介する。(選評は読売写真大賞事務局・源幸正倫)

◆スナップ部門

▽最優秀賞「ふれあい」
渡辺俊恵さん(いわき市)
【評】雪に反射した光で親子の表情をしっかり捉え、やさしい雰囲気に仕上がっています。カモの群れに違和感なく溶け込んでいます。
▽優秀賞「ヒーローはともだち」
奥山清蔵さん(福島市)
【評】アニメキャラクターのかわいらしい風船の中に、子どもの瞳が異質で、逆に存在感が際立っています。
▽優秀賞「おとうさん頑張って」
古川悦男さん(郡山市)
【評】子どもを入れたことで、家族のつながりを感じます。ローアングルで力強さと躍動感もあります。
▽優秀賞「ふわふわ雪布団」
佐藤まき子さん(福島市)
【評】寝入っているかのように力が抜けて緩んだ感じがいいですね。

◆自由部門

▽最優秀賞「水行」
信濃満枝さん(福島市)
【評】激しい動きをするハクチョウをアップで捉え、迫力満点です。勢いよく飛び散る水しぶきが逆光できらめき、ドラマチックに仕上がっています。
▽優秀賞「宇宙へ」
宗形和幸さん(三春町) 
【評】トンネルの波打つ模様がゆらいでいるようで、異次元の世界にいざなってくれます。
▽優秀賞「白鳥の便り」
渡辺喜邦さん(郡山市) 
【評】光が透過して鮮やかで美しいオブジェに変身しました。想像力をかき立てます。
▽優秀賞「朝光の輝き」 
佐藤邦英さん(二本松市)
【評】光の捉え方が見事です。陰になった部分が朝日で輝くススキの穂を際立たせ、深まりゆく秋の空気感を伝えています。

【その他の入賞者】(敬称略)

■スナップ部門
 ◆入選
 「Nice Body」宗形和幸(三春町)▽「闘魂」仁井田彰子(三春町)▽「初婿の試練」佐藤邦英(二本松市)▽「パンだよ!」信濃満枝(福島市)▽「眩(まぶ)しい木漏れ日」塩沢由太(郡山市)
 ◆奨励賞
 「こっちを向いてネ」渡辺喜邦(郡山市)▽「気合を込めて」渋谷謙治(福島市)
■自由部門
 ◆入選
 「春を待つ」相楽執一(郡山市)▽「銀杏(いちょう)にまだ遠い」稲川精一(棚倉町)▽「夕焼けのつるし雲」宮岡紀久夫(須賀川市)▽「ブルー」大石田寛一(郡山市)▽「早朝の毛嵐」渡辺俊恵(いわき市)
 ◆奨励賞
 「タイムスリップ」立花寿一(郡山市)▽「丹頂鶴とトラクター」塩沢由太(郡山市)

 第42回定例会
 
 読売民友写真クラブ(YMPC)の第42回定例会が郡山市で開かれ、スナップ、自由、新潟県村上市で行われた撮影会の3部門で、会員作品の最優秀賞などが決まった。(選評はフォトジャーナリスト岩波友紀氏)

◆スナップ部門

▽最優秀賞「もっとまあるくなーれ」
大石田寛一さん(郡山市)
【評】輝く坊主頭を真上から幾何学模様のように面白くとらえ、頭を触る手の様子も絶妙です。頭を光らせるためにストロボを使用した判断も功を奏しました。
▽優秀賞「花が乱れ咲く」
稲川精一さん(棚倉町)
【評】真っ青な空、赤の丘、緑の植物で構図を作り、さらに手前の赤い花を配置している色の感覚が絶妙です。丘にいる人々を小さく点々と写したことで場所の雰囲気が伝わってきます。
▽優秀賞「一休み」
荒義徳さん(南相馬市)
【評】休んでいる人は足しか写っていませんが、提灯(ちょうちん)にかぶせた帽子がひと休みの雰囲気を伝えてくれています。祭りのハイライトだけでなく、いろいろなところに気を向けていたことで撮影できた作品です。
▽優秀賞「虹色のだるま」
佐藤まき子さん(福島市)
【評】大きなシャボン玉が子どもを包む一瞬をうまくとらえ、丸いシャボン玉、顔、ドラえもんの競演となりました。もっと背景がすっきりすればより良くなったと思います。

◆自由部門

▽最優秀賞「天空のハス」
立花寿一さん(郡山市)
【評】露出の調整で背景を真っ暗にしたことで絵画のような作品になっています。光を浴びたたくさんの虫が不思議な雰囲気を醸し出しています。
▽優秀賞「四季愁傷」
渡辺喜邦さん(郡山市) 
【評】光の適切なとらえ方によって、1枚の葉をまるで宇宙のように表現しています。
▽優秀賞「毛虫に水玉模様」
古川悦男さん(郡山市) 
【評】小さな毛虫につく水に着目したことが素晴らしいです。グロテスクな毛虫を神々しいまでに表現できています。
▽優秀賞「コキアの中で」 
佐藤まき子さん(福島市)
【評】動きのある緑のカマキリが、鮮やかなピンク一面の背景に浮かび上がっています。

◆撮影会部門

▽最優秀賞「鷺と鮭と」
佐藤貞雄さん(福島市)
【評】水面を歩いているかのような鳥、不気味にシルエットだけ映る魚をうまくとらえ、不思議な雰囲気の作品になりました。
▽優秀賞「仕込み中です」
渡辺憲二さん(郡山市) 
【評】顔は写っていませんが、のれんから出した手の動きが被写体の心を顔以上に表現してくれています
▽優秀賞「オーロラ」
 立花寿一さん(郡山市)
【評】模様のある天井をそのまま撮るのではなく、わざとぶらしたことで神秘的な作品となりました。奥の青色や、人の形のように見える下の光も効いています

【その他の入賞者】(敬称略)

■スナップ部門
 ◆入選
 「自慢げのポーズ」佐藤貞雄(福島)▽「少年団の朝ラン」信濃満枝(福島)▽「輝く湖水」渡辺喜邦(郡山)▽「美脚」宗形和幸(三春)▽「気分爽快」立花寿一(郡山)
 ◆奨励賞
 「疾走」柳沼利行(郡山)▽「冬支度のカヤ刈り」古川悦男(郡山)
■自由部門
 ◆入選
 「平日の駐車場」伏見喜久夫(須賀川)▽「少女」相楽執一(郡山)▽「空に舞う」佐藤孝(福島)▽「晩秋の夜明け」佐藤貞雄(福島)▽「カプセルに秋の思い詰め込んで」佐山勝信(会津若松)
 ◆奨励賞
 「砂の古木」永山淳(いわき)▽「白サギの紅葉狩り」信濃満枝(福島)
■撮影会部門
 ◆入選
 「フェイス」渋谷謙治(福島)▽「精魂込めて」山本益代(三春)▽「日本海」信濃満枝(福島)

 第41回定例会
 
 読売民友写真クラブ(YMPC)は第41回定例会を会津若松市で開き、スナップ、自由と、奥会津地方で行われた撮影会部門の作品を審査した。(選評は読売写真大賞事務局・源幸正倫)

◆スナップ部門

▽最優秀賞「朝レン」
荒義徳さん(南相馬市)
【評】海岸を疾走する馬を逆光でシルエットにして捉え、躍動感と力強さを表現しています。
▽優秀賞「笑み満ちる」
渋谷謙治さん(福島市)
【評】高々とブランコをこいで得意げな女の子と、それを見つめる女の子の自然な表情を見事に捉えています。被写体の配慮も絶妙です。
▽優秀賞 「舞姫のブルー」
山本益代さん(三春町)
【評】衣装に光が透過して立体感が生まれています。大きな翼を広げた鳥が飛び立っていくような迫力があります。

◆自由部門

▽最優秀賞 「雷雲」
渡辺喜邦さん(郡山市)
【評】巨大な雲を大胆にアップで切り取ったことで光る稲妻が際立ち、迫力ある作品になりました。
▽優秀賞「賑わい」
宗形和幸さん(三春町) 
【評】瞳に映り込んだ人、人、人。鋭い観察力に脱帽です。タイトルの付け方も気が利いています。
▽優秀賞「煙の造形」
渡辺憲二さん(郡山市) 
【評】曲線を描いた煙が浮遊するクラゲのようにも見えます。モノトーン調のシンプルな構図がしみじみとした趣を感じさせます。
▽優秀賞 「蕎麦畑に立ち昇る銀河」 
佐山勝信さん(会津若松市)
【評】流れる星を点で捉える高度な撮影技術で、夜空を横切る天の川を見事に捉えています。見頃を迎えたソバの花を入れて、季節感があるのも良かったです。

◆―撮影会部門―

▽最優秀賞 「心に残る風景」
山本益代さん(三春町)
【評】全体を暗く落として、只見川に差し込む一筋の光を印象的に見せています。画面の上下を逆さまにして見せたことも功を奏しました。
▽優秀賞「櫓(ろ)を漕(こ)ぐ人」
渋谷謙治さん(福島市) 
【評】軽く唇をかみしめ遠くを見つめる船頭の一瞬の表現が、奥会津地方の静かで穏やかな生活と結びついて郷愁を感じさせてくれます。
▽優秀賞 「万緑の水辺」
 奥山清蔵さん(福島市)
【評】川面に映り込んだ草木の濃淡を生かして、見事に画面構成しています。カメラを傾けたことで動感も出ています。

【その他の入賞者】(敬称略)

◆スナップ部門
 ◆入選
「空中さんぽ」大石田寛一(郡山市)
▽「ベストポジション」相楽執一(郡山市)
▽「午後」渡辺喜邦(郡山市)
▽「木陰に憩う」仁井田彰子(三春町)▽「ジャンボキャベツの収穫」古川悦男(郡山市)

 ◆奨励賞
「孫と一緒に」佐藤邦英(二本松市)
▽「ダンディーボーイ」永山淳(いわき市)
◆自由部門
 ◆入選
「晩夏」相楽執一(郡山市)
▽「夜明けの聖マウナケア山」仁井田彰子(三春町)
▽「夕涼みに晩夏光」奥山清蔵(福島市)
▽「生長点」佐藤孝(福島市)▽「螺旋(らせん)」佐藤貞雄(福島市)
 ■撮影会部門
 ◆入選(以下敬称略)
「新緑のなか只見線が走る」古川悦男(郡山市)
▽「ゆらぐ」大石田寛一(郡山市)
▽「闇の中へ2」宗形和幸(三春町)
▽「水辺の集落」佐藤邦英(二本松市)
▽「水面(みなも)」佐山勝信(会津若松市)
■会員募集中・お問い合わせは事務局(電話024・523・1334)へ。

 第40回定例会
 
 読売民友写真クラブ(YMPC)の第40回定例会が福島市で開かれ、スナップ、自由の両部門で会員の作品を審査した。最優秀賞と優秀賞に選ばれた作品を紹介する。(選評は読売写真大賞事務局・小浜誓)

◆スナップ部門

▽最優秀賞「桜咲く」
渡辺喜邦さん (郡山市)
【評】城と花の画面構成が良く、さらに左下の人物の入れ方も効いています。
▽優秀賞「食べられたよ~」
宗形和幸さん (三春町)
【評】こいのぼりの口からのぞき込み、子供の表情をうまく捉えています。トリミングも適切です。
▽優秀賞 「わ~可愛い!」
渡辺俊恵さん (いわき市)
【評】二人の笑顔から幸せいっぱいの様子が伝わり、タイトル通りの声が聞こえてきそうです。
▽優秀賞 「祭日の子供たち」
永山淳さん (いわき市)
【評】子供たちの笑顔から、撮影者の人柄が伝わってくる、ほほ笑ましい写真です。

◆自由部門

▽最優秀賞 門 「羽ばたくルリビタキ」
古川悦男さん (郡山市)
【評】雪の残る木の先端でちょうど羽ばたき、羽の形と色の美しさが、ぼけた背景に浮かび上がっています。
▽優秀賞「朝露に濡れて」
相楽執一さん (郡山市) 
【評】花びらの縁に宝石のように連なる朝露を、うまく光を使って撮っています。花とわかるトリミングも最適です。
▽優秀賞「視線」
渡辺憲二さん (郡山市) 
【評】眼光の鋭さがアップで強調され、にらまれているような迫力を感じます。
▽優秀賞 「オペラハウス」 
佐藤まき子さん (福島市)
【評】見方によって別のものに見える面白さを感じる写真です。

【その他の入賞者】(敬称略)

◆スナップ部門
 ◇入選 「二人の世界」渡辺憲二(郡山市)▽「福島の元気」佐山勝信(会津若松市)▽「観桜夢中」佐藤邦英(二本松市)▽「愛犬と一緒に」佐藤孝(福島市)▽「狐(きつね)の親子」相楽執一(郡山市)
 ◇奨励賞 「下車」信濃卓郎(福島市)▽「好奇心」柳沼利行(郡山市)
◆自由部門
 ◇入選 「花酔い」奥山清蔵(福島市)▽「星と靄(もや)」信濃満枝(同)▽「サプライズゲスト」宗形和幸(三春町)▽「日の出」立花寿一(郡山市)▽「水玉花模様」稲川精一(棚倉町)
 ◇奨励賞 「さくら咲く」渡辺喜邦(郡山市)▽「ポカポカ陽気『たまら・ん』」渋谷謙治(福島市)

■読売民友写真クラブへの問い合わせは、事務局(024・523・1334)へ。

 第39回定例会
 
 読売民友写真クラブ(YMPC)は第39回定例会をいわき市で開催し、スナップ、自由部門で会員の作品を審査した。それぞれの部門で最優秀賞と優秀賞に選ばれた作品を紹介する。(選評は読売写真大賞事務局・清水敏明)

◆スナップ部門

▽最優秀賞「命中したー」
立花 寿一さん(郡山市)
 【評】流鏑馬(やぶさめ)で射手が的に命中させた瞬間の喜びの表情をうまく捉えました。アップで狙ったことで迫力が増し、流し撮りで動きも表現されています。
▽優秀賞 「お花になったよ」 
佐藤まき子さん(福島市) 
 【評】雪まみれになった手袋を掲げ、楽しそうに遊ぶ孫の姿。ストロボの光を当てたことで目にキャッチライトが入り、生き生きとした表情が強調されました。
▽優秀賞 「ウワーでっかい」 
大石田寛一さん(郡山市) 
 【評】雪の下に埋もれたキャベツを掘り出して収穫し、驚きの声を上げている場面をうまく捉えました。キャベツの大きさや、みずみずしさがよく分かります。
▽優秀賞 「かくれんぼ」 
相楽 執一さん(郡山市) 
 【評】福島市民家園で遊ぶ子どもたちの姿が、まるでかくれんぼをしているかのようです。半身をのぞかせる子の立ち位置としぐさが良く、ほほ笑ましい一コマになりました。

◆自由部門

▽最優秀賞 「朝の竜頭船」
 仁井田彰子さん(三春町) 
 【評】観光船の船首のシルエットが、朝日に照らされた水面に映り込んでいます。写真の天地を逆にして見せたことで、視覚効果の面白い作品となりました。
▽優秀賞 「玉氷の山脈」 
相楽 執一さん(郡山市) 
 【評】猪苗代湖畔にできた氷の塊が、不思議な形になってせり出しているようです。氷の質感が良く、低いアングルから狙ったことで、大きさも強調されました。
▽優秀賞 「日が射さす」 
佐藤 勝彦さん(福島市) 
 【評】前日の雨で水がたまった舟に太陽の光が差し込む神秘的な光景です。霧が立ちこめる状況をうまく利用して、シンプルにまとめた構図が良かったです。
▽優秀賞 「一つ目」 
大石田寛一さん(郡山市) 
 【評】岩手県のチャグチャグ馬コで、至近距離からノートリミングで、目だけをクローズアップにして見せました。澄んだきれいな目を印象的に捉えています。

【その他の入賞者】(敬称略)

◆スナップ部門
 ◇入選 「水祝儀」永山淳(いわき市)▽「3.11鎮魂永遠(とわ)に祈る」奥山清蔵(福島市)▽「ジャンプ」佐藤貞雄(福島市)▽「飛んだぞ」渡辺喜邦(郡山市)▽「わたしも 写っているわネ」渋谷謙治(福島市)
 ◇奨励賞 「だるまさんが ころんだ」山本益代(三春町)▽「ワッショイ」佐山勝信(会津若松市)
◆自由部門
 ◇入選 「お昼寝の時間」柳沼利行(郡山市)▽「冬の花」佐藤まき子(福島市)▽「夜空の煌(きら)めき」佐藤邦英(二本松市)▽「竜頭(たつがしら)」信濃満枝(福島市)▽「砂模様」永山淳(いわき市)
 ◇奨励賞 「寄り添い」宗形和幸(三春町)▽「ハート逆さサンピラー」立花寿一(郡山市)  

■読売民友写真クラブへの問い合わせは、事務局(024・523・1334)へ。

 第38回定例会
 
 読売民友写真クラブ(YMPC)は15日までに会津若松市で第37回定例会を開き、スナップ、自由、喜多方市で行われた撮影会部門の作品を審査した。(選評は読売写真大賞事務局・源幸正倫)

◆スナップ部門

▽最優秀賞「愉快な家族」
相楽執一さん(郡山市)
【評】笑顔をきめた姉に無理やり抱きかかえられる苦しそうな妹。素知らぬ顔であさっての方向を向く母。団子のようにきちんと並びながら、それぞれまったく別の表情をしている一瞬をとらえました。
▽優秀賞「危ないよ~」
伏見喜久夫さん(須賀川市)
【評】橋にいる少女たちのはるか下に町が見える不思議な作品。山の中腹にある橋で撮ったということですが、あえて状況がわからないように周りをカットする撮り方で興味深い一枚となりました。
▽優秀賞「おまえも食うか?」
大石田寛一さん(郡山市)
【評】テーブルにどんと置かれたマグロの中落ちを食べる子どもたちと、まるで興味なさげにそっぽをむく猫。これだけで十分不思議な写真ですが、その猫を見る子の表情が秀逸です。
▽優秀賞「千手観音」
立花寿一さん(郡山市)
【評】弓道場で後ろの人の手が重なって見えるところに気づき、写真を狙ったとのことです。良い着眼点を表現できた作品になりました。

◆自由部門

▽最優秀賞「孫との会話」
渋谷謙治さん(福島市)
【評】ふたりの人物と、古民家を囲む紅葉と壁に映る木漏れ日の光が完璧な構図で撮られています。ちょっとうつむき加減のふたりが、秋の静けさをより強調しています。
▽優秀賞「共演」
大石田寛一さん(郡山市)
【評】よく見る撮影スポットで撮られてはいますが、見事な紅葉と虹を的確な光でとらえ、すばらしい写真となりました。
▽優秀賞「古都の冬」
仁井田彰子さん(三春町)
【評】被写体の植物は決して鮮やかではないですが、水面に映る青空を背景に茎が様々な形を作り出して芸術性を生み出しています。
▽優秀賞「寒い日」
荒義徳さん(南相馬市)
【評】奥の木々を主題にしても十分寒い日を表す作品になったと思います。しかしそこからさらに視点を変えて、手前の奇妙な形をした凍り付いた枝にピントを合わせたことで秀逸な一枚となりました。

【その他の入賞者】(敬称略)

◆スナップ部門
 ◇入選 「よろしくお願いします」柳沼利行(郡山市)▽「ぱーと!」佐藤勝彦(福島市)▽「灯(ともしび)に導かれ」信濃卓郎(福島市)▽「出店」稲川精一(棚倉町)▽「これでいいの」渡辺喜邦(郡山市)
 ◇奨励賞 「疲れたな~」蛭田真一(いわき市)▽「振り向いたら人・人・人」宗形和幸(三春町)
◆自由部門
 ◇入選 「コスモス」渡辺喜邦(郡山市)▽「狙いを定めて」柳沼利行(郡山市)▽「水玉ネックレス」稲川精一(棚倉町)▽「緋(ひ)の衣」奥山清蔵(福島市)▽「カップル」立花寿一(郡山市)
 ◇奨励賞 「椛(もみじ)の下に集合」信濃満枝(福島市)▽「ひまわりに誘われて」伏見喜久夫(須賀川市)

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 第37回定例会
 
 読売民友写真クラブ(YMPC)は15日までに会津若松市で第37回定例会を開き、スナップ、自由、喜多方市で行われた撮影会部門の作品を審査した。(選評は読売写真大賞事務局・源幸正倫)

◆スナップ部門

▽最優秀賞「思う」
柳沼利行さん(郡山市)
【評】深くかぶった編みがさで表情が見えないため、女性の艶っぽさが際立っています。アップで捉えたことも効果的です。
▽優秀賞「楽しい藍染」
奥山清蔵さん(福島市)
【評】女性たちとの距離感が良く、自然な笑顔を引き出しています。広角レンズで藍染め工房の雰囲気も上手に見せています。
▽優秀賞「奥へ行っちゃった」
渡辺喜邦さん(郡山市)
【評】餌を与えようとのぞき込む男児におびえて、後ずさりするウサギ。「頭隠して尻隠さず」の表現にぴったりで、ユーモアを感じさせます。
▽優秀賞「何者?」
荒義徳さん(南相馬市)
【評】ひょっとこのお面を外しておどけてみせる表情が印象的です。祭りのけんそうが伝わってきます。

◆自由部門

▽最優秀賞「幻想花火」
大熊博之さん(須賀川市)
【評】玉ボケ効果とシャープなピントで表現した色鮮やかな大輪の花火。幻想的な世界にいざなってくれます。
▽優秀賞「ああ、おいしかった!」
柳沼利行さん(郡山市)
【評】毛刈りを終えたアルパカ。そり残しがある頭の毛に気付かず、すっきりしたと言わんばかりにカメラを見つめる姿が滑稽で愛らしいです。
▽優秀賞「田んぼアート 月と星雲」 野地通さん(福島市)
【評】水が張られた田んぼに映り込んだ月明かり。円を描くような形をした小さな波紋が踊っているようで、躍動感があります。
▽優秀賞「只見線不通」
佐藤勝彦さん(福島市)
【評】鉄橋の赤さびが時間の経過を表しています。青々と茂った木々と川の雄大な景色が、将来の希望を感じさせます。

◆撮影部門

▽最優秀賞「語らい」
渡辺憲二さん(郡山市)
【評】手前に浴衣姿の女性を配置して、足長の大道芸人の大きさがよく分かります。自然な笑顔が効果的です。
▽優秀賞「喜多方の名酒タワー」
小岩幹夫さん(福島市)
【評】青空に向かって伸びる一升瓶のタワーに圧倒されます。画面が三角構図になって安定感もあります。
▽優秀賞「旧車と宣伝隊」  
吉野栄さん(郡山市)
【評】レトロなバスとちんどん屋の組み合わせが、昭和時代にタイムスリップしたような錯覚に陥らせてくれます。

【その他の入賞者】(敬称略)

◆スナップ部門
 ◇入選(以下敬称略) 「たばこ苗の植え付け」古川悦男(郡山市)▽「祈りを込めて」佐山勝信(会津若松市)▽「春の訪れ」宗形和幸(三春町)▽「ヤメテ!!写(と)らないで」小岩幹夫(福島市)▽「ハイ、OK」佐藤勝彦(同) ◇奨励賞  「かくれんぼ」信濃満枝(福島市)▽「いただきます」信濃卓郎(同)
◆自由部門  
 ◇入選(以下敬称略) 「猫大将」信濃満枝(福島市)▽「ファンタジックアート」奥山清蔵(同)▽「New Family ケロちゃん」宗形和幸(三春町)▽「大志集落川霧に包まれる」古川悦男(郡山市)▽「一時の晴れ間」佐山勝信(会津若松市) ◇奨励賞 「異次元のパワー」仁井田彰子(三春町)▽「水玉花模様」稲川精一(棚倉町)
◆撮影部門
 ◇入選(以下敬称略) 「爽風」佐藤邦英(二本松市)▽「開けてー」立花寿一(郡山市)▽「クロス」荒義徳(南相馬市)

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 第36回定例会
 
 読売民友写真クラブ(YMPC)は第36回定例会を福島市で開き、スナップ、自由部門の作品を審査した。(選評は読売写真大賞事務局・小浜誓)

◆スナップ部門

▽最優秀賞「いつまでも忘れない」
相楽執一さん(郡山市)
【評】白波を背景に続く捜索。タイトルに託された思いを実感します。
▽優秀賞「猫にゃあん」
佐藤まき子さん(福島市)
【評】猫のオブジェをまねるしぐさと笑顔がかわいらしく、撮影者の愛情も伝わる一枚です。
▽優秀賞「おもてなし」
佐藤孝さん(福島市)
【評】見に来る人のため、散り始めた花びらをいつも掃き清めている、その人柄が表情に表れています。
▽優秀賞「足元に注意」
渋谷謙治さん(福島市)
【評】淡い水色の着物の後ろ姿が美しく、近寄って撮ろうとしての一歩に動きを感じます。

◆自由部門

▽最優秀賞「空中散歩」
相楽執一さん(郡山市)
【評】お見事! この一枚を撮るための苦労が報われた瞬間ですね。タイトルもすてきです。
▽優秀賞「睨(にら)む」
大石田寛一さん(郡山市)
【評】飼っている猫の、かわいいだけではない一面に迫った一枚。迫力満点です。
▽優秀賞「オ・ホ・ホ」
佐藤貞雄さん(福島市)
【評】こちらも目を細めてしまいそうな写真です。タイトルのような声も聞こえてきそうです。
▽優秀賞「夜の訪問者」
宗形和幸さん(三春町)
【評】闇に残った、古民家ならではの白い足跡。ライティングの工夫も見て取れます。タイトルも粋です。

【その他の入賞者】(敬称略)

◆スナップ部門
 ◇入選 「生命のバトン」佐山勝信(会津若松市)▽「仲良し夫婦」佐藤勝彦(福島市)▽「ワァー、きれい!」佐藤貞雄(福島市)▽「湖畔で一休み」信濃満枝(福島市)▽「風薫」山本益代(三春町)
 ◇奨励賞 「キャー助けて~」奥山清蔵(福島市)▽「風を切って」立花寿一(郡山市)
◆自由部門  
 ◇入選 「日向の開花待地蔵」信濃満枝(福島市)▽「早朝の夫婦岩」古川悦男(郡山市)▽「花の舞」蛭田真一(いわき市)▽「真夜中の猪苗代湖」佐山勝信(会津若松市)▽「華麗なる静寂」大熊博之(須賀川市)
 ◇奨励賞 「夜桜の駅」渡辺憲二(郡山市)▽「幻の蓮池」仁井田彰子(三春町)

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 第35回定例会
 
 読売民友写真クラブ(YMPC)はいわき市で第35回定例会を開き、スナップ、自由部門の作品を審査した。(選評はフォトジャーナリスト・岩波友紀氏)

◆スナップ部門

▽最優秀賞「手伝いましょうか?」
佐藤勝彦さん(福島市)
【評】農作業の風景ですが、花や緑を覆う霧が作品を幻想的な一枚にしています。しかし、写真の主題は背後の1羽のキジ。逃げることなく見つめる姿が印象的です。
▽優秀賞「初日の出」
鈴木達也さん(いわき市)
【評】今年の初日の出。空と雲を画面に大きく入れました。島と鳥居をシルエットにして、遠景で捉えたことが功を奏しました。
▽優秀賞「もう帰りたいワン」
信濃満枝さん(福島市)
【評】夢中で撮影する主人と、興味なく違う方を向く犬がほほ笑ましい一枚。リードをピンと張り、訴えかけるような表情が秀逸です。
▽優秀賞「猛進」
柳沼利行さん(郡山市)
【評】駆け上がるみこしをスローシャッターで撮影し、躍動感を出しました。確かな技術があってこそ、表現したい通りに撮影できた好例です。

◆自由部門

▽最優秀賞「雪見大福」
奥山清蔵さん(福島市)
【評】奥に連なるこんもりとした雪と、手前のなだらかな雪。形と光の陰影でその二つが絵画のようです。白と青のグラデーションだけで表現した作品となりました。
▽優秀賞「雲上の集落」
佐藤勝彦さん(福島市)
【評】山の上から喜多方市内を写した作品とのことです。ぽこぽこした形の雲の合間から、町や山の姿が面白く顔をのぞかせています。
▽優秀賞「鳥居と虹」
渡辺薫さん(福島市)
【評】鳥居の赤、空の青、稲穂の黄色の3色が映える作品。そこに加わった虹がポイントになり、これ以上ない彩りの一枚となっています。
▽優秀賞「ゆらぐ」
大石田寛一さん(郡山市)
【評】湖面に映る木々をあえて風で揺らぐときに撮影したそうです。狙い通り、水彩の抽象画のように写り、芸術性を生み出しています。

【その他の入賞者】(敬称略)

◆スナップ部門
 ◇入選 「にぎわいのプロムナード」佐藤貞雄(福島市)▽「ボクも撮りたい」佐藤孝(福島市)▽「逃げるな」立花寿一(郡山市)▽「寒さに負けず」佐山勝信(会津若松市)▽「手のひらに乙女心」山本益代(三春町)
 ◇奨励賞 「スーパーマンになった少女」佐藤まき子(福島市)▽「ちょうだい、ちょうだい」宗形和幸(三春町)
◆自由部門  
 ◇入選 「水辺のモミジ」渡辺憲二(郡山市)▽「雪の女神」柳沼利行(郡山市)▽「黎明(れいめい)」佐藤邦英(二本松市)▽「真夜中の大木」佐山勝信(会津若松市)▽「留守番」宗形和幸(三春町)
 ◇奨励賞 「寒波の朝」野地通(福島市)▽「雪降る朝」宮岡紀久夫(須賀川市)

 第34回定例会
 
 読売民友写真クラブ(YMPC)は8日までに、郡山市で第34回定例会を開き、スナップ、自由部門と、宮城県石巻市の田代島で開かれた撮影会部門の作品を審査した。(選評は読売写真大賞事務局・横山聡)

◆スナップ部門

▽最優秀賞「後ろ姿に...目がまわる」
山本益代さん(三春町)
【評】ハイライト部分の和服の帯に露出を合わせて、周囲を暗くすることでコントラストが際立ち、りんとしたたたずまいが浮かび上がっています。光をうまく捉えました。
▽優秀賞「何かな?」
相楽執一さん(郡山市)
【評】壁に映った帽子の影とバッタが印象的。手にした日傘も黒く、全体を白と黒でシンプルにまとめて、帽子で夏らしさを演出しています。
▽優秀賞「まだ伸びてる」
渋谷謙治さん(福島市)
【評】年に1度帰省する孫たち。柱で身長を測る姉妹の表情が良く、画面右端に、印を付けるペンを持った手を入れているのが効果的でした。
▽優秀賞「無中の時」
鈴木次男さん(郡山市)
【評】逆光で撮っているので、ヒマワリや熱中症対策の霧、子どもたちの髪が光って見えます。きれいな夏のスナップです。

◆自由部門

▽最優秀賞「縁側の木漏れ日」
伏見喜久夫さん(須賀川市)
【評】日が当たった茶室縁側の下。光と影がつくった幾何学模様の世界が広がっています。そこに紅葉をさりげなく入れたのが大変素晴らしいです。
▽優秀賞「お留守番」
渡辺喜邦さん(郡山市)
【評】誰もいない納屋から顔を出したヤギ。それを点景として捉えたのが良かったです。雰囲気がよく伝わってきます。
▽優秀賞「ゾンビ」
大石田寛一さん(郡山市)
【評】大胆な構図と、ストロボ光で青く光った牛の目が面白い作品です。青い目は、近未来のロボットを思わせる雰囲気もありますね。
▽優秀賞「未来へ」 立花寿一さん(郡山市)
【評】隧道(ずいどう)の外の光をズーミングで表現しました。工夫されたワンカットです。

◆撮影会部門

▽最優秀賞「ボス」
宗形和幸さん(三春町)
【評】背景を空に抜いたことで、黒猫の姿、特に目が際立ちました。威厳さえ感じさせる一枚です。
▽優秀賞「どこで遊ぶの」
立花寿一さん(郡山市)
【評】釣り人からもらった大きな魚をくわえた猫を超アップで狙い、動き回っている猫の一瞬を、ブレも全くなく、ピントも猫の瞳にしっかり合わせて撮っています。お見事。
▽優秀賞「知らねえよ」
渡辺憲二さん(郡山市)
【評】撮影する自分の影に猫を入れるという良いアイデアでした。画面内に邪魔なものがなく、すっきりとした画面構成です。

【その他の入賞者】(敬称略)

◆スナップ部門
 ◇入選 「うまーい」大和田寛一(郡山市)▽「静寂」渡辺憲二(郡山市)▽「ジャンプ」佐藤邦英(二本松市)▽「ホームイン!!」蛭田真一(いわき市)▽「燃ゆる松明(たいまつ)」大熊博之(須賀川市)
 ◇奨励賞「運動会」渡辺喜邦(郡山市)▽「象鼻杯(ぞうびはい)」佐藤勝彦(福島市)
◆自由部門  
 ◇入選 「シルエット」宗形和幸(三春町)▽「黄金の道」奥山清蔵(福島市)▽「ワンチャンコーラス」永山淳(いわき市)▽「可憐(かれん)な射手(いて)」蛭田真一(いわき市)▽「川瀬」小柳光市(郡山市)
  ◇奨励賞 「一人旅」山本益代(三春町)▽「銀河に続く道」佐山勝信(会津若松市)
◆撮影会部門  
 ◇入選 「ハイポーズ」佐藤勝彦(福島市)▽「猫島詩情」仁井田彰子(三春町)▽「私のもの!」相楽執一(郡山市)

 第33回定例会
 
 読売民友写真クラブ(YMPC)は第33回定例会を湯川村で開き、スナップ、自由部門と、須賀川市で行われた撮影会部門の作品を審査した。(選評は読売写真大賞事務局・清水敏明)

◆スナップ部門

▽最優秀賞「怖いけど楽しい」
 佐藤孝さん(福島市)
【評】回転するカラフルな遊具の中で逆さまになり、少し困惑したような表情を見せる孫の姿がかわいらしいです。色や形の面白さを強調し、バランス良く画面を切り取りました。
▽優秀賞「神社にエレキがやって来た」
 奥山清蔵さん(福島市)
【評】一見、場違いな印象を受ける意外な組み合わせです。低い位置から見上げて神社の雰囲気を強調し、人物の立ち位置もちょうど良く決まっています。
▽優秀賞「追憶」
 渡辺薫さん(福島市)
【評】民家で開かれた演奏会で笛を披露する女性。やわらかな光線を活用してモノクロ写真で見せた判断が良く、優しい音色が聞こえてくるかのようです。
▽優秀賞「ひと時の憩い」
 吉野栄さん(郡山市)
【評】神事の合間に早乙女姿のまま足や体を伸ばして休憩しているユニークな場面です。田植えを前にした心の準備や、緊張感も伝わってきます。

◆自由部門

▽最優秀賞「水辺の輝き」
 渡辺憲二さん(郡山市)
【評】カメラの露出値をマイナス側に補正して、池の水面に映る光景を見せました。枝が分かれる絶妙な位置に太陽を重ね、雲が広がる空の不思議なグラデーションを引き立てています。
▽優秀賞「群」
 柳沼利行さん(郡山市)
【評】物産展の会場に並んだサンマの干物。思わず、ぎょっとする作品に仕上げています。画面の中のたくさんの目が、作品に強い印象を与えています。
▽優秀賞「水玉の不思議」
 佐藤貞雄さん(福島市)
【評】雨の滴を受けた花びらの先が下を向き、たくさんのビーズをまとっているかのようです。暗い背景を生かして、花や葉をみずみずしく表現しています。
▽優秀賞「水鏡」
 佐藤邦英さん(二本松市)
【評】長野県白馬村の八方池。人が連なる光景が目を引きます。空と水面が同化したような色合いや、左右で分かれる陸地の形状も作品を面白くしています。

◆撮影会部門

▽最優秀賞「もうすぐ私の出番」
 大石田寛一さん(郡山市)
【評】須賀川市の「日本しゃくなげ・つつじ苑」での撮影会。鮮やかな花の色を背景にして、つぼみに大胆に近づき、生命力を感じさせる迫力のある見せ方に成功しています。
▽優秀賞「天使の手」
 佐藤まき子さん(福島市)
【評】接写用のマクロレンズで、花の横から形の面白さを狙いました。美しい色合いや優しい印象の画題ともうまく合い、すてきな作品になりました。
▽優秀賞「心を癒やせる花園」
 古川悦男さん(郡山市)
【評】画面の周囲をぼかす特殊フィルターを上手に使いこなしています。視線が中心部に引き寄せられる効果で、密集した花の鮮やかさが、より強調されました。

【その他の入賞者】(敬称略)

◆スナップ部門
 ◇入選
「壁どん」大石田寛一(郡山市)▽「晴れの日」柳沼利行(同)▽「流れるプール」渡辺憲二(同)▽「キジの羽ばたき」古川悦男(同)▽「超うける」大熊博之(須賀川市)
 ◇奨励賞
「おっとっと」立花寿一(郡山市)▽「復興の足音」松木リツ子(同)
◆自由部門  
 ◇入選
「昇陽」鈴木達也(いわき市)▽「戦国へタイムスリップ」蛭田真一(同)▽「水滴」伏見喜久夫(須賀川市)▽「餌を求めて」佐山勝信(会津若松市)▽「ニッコウキスゲ」佐藤まき子(福島市)
 ◇奨励賞
「ヒマラヤの妖精」吉野栄(郡山市)▽「幸運の誘いロード」渡辺薫(福島市)
◆撮影会部門  
 ◇入選
「甘い蜜を」立花寿一(郡山市)▽「斜光」仁井田彰子(三春町)▽「エンジェル」佐藤孝(福島市)

 第32回定例会
 
 読売民友写真クラブ(YMPC)は第32回定例会を福島市で開き、スナップ、自由部門と、会津若松市で行われた撮影会部門の作品を審査した。(選評は読売写真大賞事務局・横山聡)

◆スナップ部門

▽最優秀賞「駆け登る太陽」
佐山勝信さん(会津若松市)
【評】お見事! 城の屋根と太陽を一段ずつ撮り、それを一枚で表現するとこうなるのですね。良く考え計算された驚きの作品です。
▽優秀賞「溜(た)め池の桜」
 古川悦男さん(郡山市)
【評】池への映り込みを美しく撮っています。山の稜線(りょうせん)がもう少し見えればなお良かったです。
▽優秀賞「優美」
 渡辺喜邦さん(郡山市)
【評】淡い赤系統の色で統一された色合いと無駄のない画面構成で、艶っぽい作品になっています。
▽優秀賞「緑蔭(りょくいん)の流れ」
 奥山清蔵さん(福島市)
【評】NDフィルターをつけて2分間露光し、滝の流れが新緑に染まるのを狙った作品。アイデアが魅力です。

◆自由部門

▽優秀賞「笑顔」
 熊田行雄さん(鏡石町)
【評】表情が良いです。アップすぎず、画面左、膝の上に置かれた両手も画面に入れたのが良かったです。
▽優秀賞「楽しい運動会」
 相楽執一さん(郡山市)
【評】大胆ですっきりとした構図とアングルが魅力です。
▽最優秀賞「仲良し」
 立花寿一さん(郡山市)
【評】桜、子供、お地蔵さんと犬。「役者」が全てそろっています。特に、肩を組んだ子供やこちらを向いた犬が印象的で、完成された絵柄です。
▽優秀賞「花を間引摘果作業」
 古川悦男さん(郡山市)
【評】作業する女性のサングラスがおしゃれで、画面の中でアクセントになっています。

◆撮影会部門

▽優秀賞「笑顔」  熊田行雄さん(鏡石町) 【評】表情が良いです。アップすぎず、画面左、膝の上に置かれた両手も画面に入れたのが良かったです。
▽優秀賞「楽しい運動会」  相楽執一さん(郡山市) 【評】大胆ですっきりとした構図とアングルが魅力です。
▽最優秀賞「仲良し」  立花寿一さん(郡山市) 【評】桜、子供、お地蔵さんと犬。「役者」が全てそろっています。特に、肩を組んだ子供やこちらを向いた犬が印象的で、完成された絵柄です。
▽優秀賞「花を間引摘果作業」  古川悦男さん(郡山市) 【評】作業する女性のサングラスがおしゃれで、画面の中でアクセントになっています。

【その他の入賞者】(敬称略)

◆スナップ部門
 ◇入選
「噴水全開」渡辺薫(福島市)▽「春の種まき」佐藤貞雄(同)▽「母に抱かれて」柳沼利行(郡山市)▽「桜吹雪」吉野栄(同)▽「願いを込めて」佐山勝信(会津若松市)
 ◇奨励賞
「モヒカン」山本益代(三春町)▽「模原生林に珍客」奥山清蔵(福島市)
◆自由部門  
 ◇入選
「黒煙」稲川精一(棚倉町)▽「雨宿り」柳沼利行(郡山市)▽「石にも衣装」佐藤貞雄(福島市)▽「春到来」渡辺薫(同)▽「晴れ舞台」大熊博之(須賀川市)
 ◇奨励賞
「映り込み」立花寿一(郡山市)▽「はるうらら」山本益代(三春町)

 第31回定例会
 
 読売民友写真クラブ(YMPC)は第31回定例会をいわき市で開催し、スナップ、自由両部門の作品を審査した。最優秀賞、優秀賞に選ばれた作品を紹介する。(選評は読売写真大賞事務局・清水敏明)

◆スナップ部門

▽最優秀賞「蛇の年始周り」  
佐山勝信さん(会津若松市)
【評】わらの蛇が集落を巡る会津美里町の伝統行事。子どもたちとお年寄りが表情良くとらえられています。双方のしぐさが自然でほほ笑ましく、地域の温かい絆が感じられる作品です。
▽優秀賞「影絵の中の少女」  
相楽執一さん(郡山市)
【評】スマートフォンによる撮影。暗部の色彩や階調が少し崩れていますが、少女の立ち位置が良く、メルヘンチックな背景にバランス良く溶け込んでいます。
▽優秀賞「ひょっとこ踊り」  
宗形和幸さん(三春町)
【評】スローシャッターを上手に使いました。ブレが目立ちやすいアップでの撮影でも、面と口元をしっかり残して迫力を出しました。上からの光も効果的です。
▽優秀賞「一緒に写して」  佐藤邦英さん(二本松市) 【評】季節が正反対の豪州で撮影、背景の緑がさわやかです。ヒョウ柄の服を着た女性に負けていないカンガルーの力強い表情をとらえている点が秀逸です。

◆自由部門

▽最優秀賞「伝承の技」  
宗形和幸さん(三春町)
【評】新潟県村上市の塩引きザケ作り。上からつるされたサケの目やえらが輝いて、写真の迫力が増しています。外からの光を受けた1匹だけに集中して撮影した狙いが奏功しました。
▽優秀賞「カゲ武者」  
大石田寛一さん(郡山市)
【評】相馬野馬追の騎馬武者の影を切り出しました。特に馬の頭部から前脚にかけての形が、真上からの光に圧縮されて面白いです。画題と着眼点のアイデアが光りました。
▽優秀賞「ボス猿の訓示」  
稲川精一さん(棚倉町)
【評】ガマの穂の形状を、今年のえとにちなんでサルに見立てた視点がユニークです。ボスザルが大きく口を開け、目を見開いたように見える綿毛の形と角度が絶妙です。
▽優秀賞「初霜」  
佐藤まき子さん(福島市) 【評】自宅のベランダでの撮影。赤い洗濯ばさみに降りた霜が映えます。ピントの合う範囲を浅くして生活感を薄めたことで、不思議な視覚効果が生まれました。

【その他の入賞者】(敬称略)

◆スナップ部門
 ◇入選「口いっぱいのいちご」佐藤まき子(福島市)▽「ジャングルジム」柳沼利行(郡山市)▽「さあ出発だ」大石田寛一(郡山市)▽「祈り」蛭田真一(いわき市)▽「微笑み」熊田行雄(鏡石町) ◇奨励賞「あまく出来た冬キャベツ」古川悦男(郡山市)▽「吉日の集い」奥山清蔵(福島市)
◆自由部門  
 ◇入選「マグリットの絵のように」相楽執一(郡山市)▽「三浦海岸」柳沼利行(郡山市)▽「築地85年の歴史を刻む」奥山清蔵(福島市)▽「古木の瞳」佐藤貞雄(福島市)▽「びっくりぽん」佐山勝信(会津若松市)  
 ◇奨励賞 「氷すだれ」古川悦男(郡山市)▽「すじ雲」鈴木達也(いわき市)

 第30回定例会
 
 読売民友写真クラブ(YMPC)は第30回定例会を湯川村で開催し、スナップ、自由部門と9月に茨城県内で行われた撮影会の3部門で会員の作品を審査した。最優秀賞に選ばれた作品を紹介する。(選評はフォトジャーナリスト・岩波友紀氏)

◆スナップ部門 

▽最優秀賞「お尻きれいきれい」
 佐藤まき子さん(福島市)
【評】落ち葉で遊んでいる子供のズボンに着目し、そこを切り取ったユーモアあふれる作品です。題名も写真にぴったりです。
▽優秀賞  「玉乗り?」
 柳沼利行さん(郡山市)
【評】丸い石に乗った子供の一瞬の表情としぐさをとらえました。正面から、ほぼ左右対称に撮影したことで完成度が高まっています。
▽優秀賞 「でっかいな~」
 蛭田真一さん(いわき市)
【評】シャボン玉を画面上下で切り取ることで、シャボン玉の大きさを表現しています。驚いたような子供の表情も、作品を大きく引き立てています。
∇優秀賞 「祭りの日」
 相楽執一さん(郡山市)
【評】このようなシーンを想像して、この場所で待っていたそうです。想像し、待つことも良い写真を撮る重要な要素です。モノクロの現代的な女性の写真と、着物の女性との対比が見事に決まりました。


◆自由部門


∇最優秀賞「蜘蛛(くも)の糸水玉花模様一番」
 稲川精一さん(棚倉町)
【評】クモの巣に水滴が連なる写真はよくありますが、巣に引っかかった虫と水玉に映る花が見事なアクセントになり、写真をひきたてています。
∇優秀賞 「雪中柿」
 吉野栄さん(郡山市)
【評】冬の厳しさが一枚の写真で伝わってきます。悪天候の中で撮影に挑んだからこそ撮れた力作です。
∇優秀賞「朝靄(あさもや)」
 鈴木達也さん(いわき市)
【評】朝もやの幻想的な雰囲気が見事に表現されています。紅葉が色のワンポイントとなり、もやの中に浮かぶような集落が幻想感を引き立てています。
▽優秀賞「竜神」
 渡辺憲二さん(郡山市)
【評】須賀川の松明(たいまつ)あかしでの一コマだそうですが、何の写真か分からないところに目を奪われます。題名のように、炎の形が神々しく感じられます。

【その他の入賞者】(敬称略)

◆スナップ部門
 ◇入選「朝陽」渡辺喜邦(郡山市)▽「よく撮れてます」鈴木次男(同)▽「実りの感謝」佐山勝信(会津若松市)▽「田舎体験」永山淳(いわき市)▽「疾風」宗形和幸(三春町)
 ◇奨励賞「お姉ちゃん助けて!」佐藤貞雄(福島市)▽「笑顔一番!!」熊田行雄(鏡石町)
◆自由部門
 ◇入選 「紅葉」熊田行雄(鏡石町)▽「朝日に染まる紅葉」古川悦男(郡山市)▽「幾何学模様」立花寿一(同)▽「飛翔」相楽執一(同)▽「雨の慕情」奥山清蔵(福島市)
 ◇奨励賞「静かな夜」佐山勝信(会津若松市)▽「プレゼント」渡辺喜邦(郡山市)

【茨城撮影会】

▽最優秀賞
「さあ帆を張るぞ」
大石田寛一さん(郡山市)
【評】帆を張る人たちの一瞬の動作をとらえた、躍動感あふれる写真です。逆光にしたことで、人がシルエットになり、湖面が輝きました。
▽優秀賞
「陽に映える」
吉野栄さん(郡山市)
【評】湖面に映る太陽の光に着目して撮影したということで、無数の白い点が美しい写真です。船の配置にも気を配っていることが見受けられます。
「雲に乗る」
渡辺憲二さん(郡山市)
【評】わざと露出オーバーにすることで、船の骨組みを浮かび上がらせました。「どのように表現するか」のお手本となるような撮り方です。
▽入選(以下敬称略)
「二人の世界」柳沼利行(郡山市)▽「僕にも出来るよ」相楽執一(同)▽「秋空」鈴木達也(いわき市)

 第29回定例会
 
 読売民友写真クラブ(YMPC)は26日までに、郡山市で第29回定例会を開き、スナップ、自由部門で会員の作品を審査した。最優秀賞、優秀賞の作品を紹介する。(選評は読売写真大賞事務局・繁田統央)
◆スナップ部門 

∇最優秀賞 「高原の珍味」
 立花寿一さん(郡山市)
 【評】話し掛けながらの撮影で、良い表情を引き出しています。小舟の背景に広がるジュンサイが映えています。
▽優秀賞 「震災別離」
 鈴木次男さん(郡山市)
 【評】飯舘村から連れてこられた牛だそうで、その痩せこけた体が震災の悲惨さを物語っています。
▽優秀賞 「初舞台」
 相楽執一さん(郡山市)
 【評】日陰での撮影で、柔らかい肌が強調されています。瞳の輝きで表情が生き生きとしています。
∇優秀賞 「ほほえみ」
 熊田行雄さん(鏡石町)
 【評】振り向いた瞬間の明るい表情です。背景に古い建物を入れ、街の雰囲気も出しています。

◆自由部門 

∇最優秀賞 「一休み」
 大石田寛一さん(郡山市)
 【評】満開の桜と雪の珍しい光景です。前夜に季節はずれの雪が降り、翌朝、駆けつけたそうで、フットワークの良さが光ります。
∇優秀賞 「疾風」
 蛭田真一さん(いわき市)
 【評】遅めのシャッタースピードで、思い切ってぶれさせています。オートバイならではの疾走感が伝わってきます。
∇優秀賞 「群翔」
 佐藤邦英さん(二本松市)
 【評】真っ青な海と白い鳥とのコントラストが鮮やかです。群れの前後をあえて切ることで数の多さを想像させます。
▽優秀賞 「蜘蛛の糸 水玉ネックレス」
 稲川精一さん(棚倉町)
 【評】さまざまな大きさの水滴がクモの巣に連なって輝き、幻想的です。水滴に映る花がアクセントになっています。

【その他の入賞者】(敬称略)

◆スナップ部門
 ◇入選 「降参(泥かけ祭り)」大石田寛一(郡山市)▽「目が廻るよ」吉野栄(同)▽「仕種」佐山勝信(会津若松市)▽「一点集中」佐藤孝(福島市)▽「親子の散歩」野地通(同)
 ◇奨励賞「イェーッ!」佐藤貞雄(福島市)▽「BIGにビックリ」佐藤まき子(同)
◆自由部門
 ◇入選 「夜明けを待つ三ノ倉ひまわり畑」佐山勝信(会津若松市)▽「夜明けの序曲」奥山清蔵(福島市)▽「花火(1)」佐藤貞雄(同)▽「群鳥」鈴木次男(郡山市)▽「烏帽子」吉野栄(同)
 ◇奨励賞「ダンス」渡辺喜邦(郡山市)▽「富士山」熊田行雄(鏡石町)
 第28回定例会
 
 読売民友写真クラブ(YMPC)は第28回定例会を福島市で開き、スナップ、自由、撮影会の3部門で会員の作品を審査、最優秀、優秀賞を決めた。入賞作品を紹介する。(選評は読売写真大賞事務局・繁田統央)
◆スナップ部門 

∇最優秀賞 「早すぎっ!」
 相楽 執一さん(郡山市)
 【評】リードを引っ張るのが意外にもウサギ。飛び跳ねる一瞬や子供の表情をシャッターチャンスよくとらえています。
∇優秀賞「こわくないの お兄ちゃん」
 渡辺 喜邦さん(郡山市)
 【評】普段は虫も怖がる孫が大きな牛の乳搾りに挑戦。縦位置で無駄を排し、緊張している様子が伝わります。
∇「春の種蒔き」
 古川 悦男さん(郡山市)
 【評】くわを持つ手を休めて、にこやかにこちらを見る2人の笑顔に和みます。背景に残雪の山を入れたのが季節感を出しています。
∇「がんばれ!」
 蛭田 真一さん(いわき市)
 【評】走る姿の流し撮りは被写体が上下左右にぶれるので難しいものですが、止まった部分があり、疾走感が出ています。

◆自由部門 

∇最優秀賞「雪の御殿桜」
 宮岡 紀久夫さん(須賀川市)
 【評】満開の桜と雪の珍しい光景です。前夜に季節はずれの雪が降り、翌朝、駆けつけたそうで、フットワークの良さが光ります。
∇優秀賞「春の息吹」
 相楽 執一さん(郡山市)
 【評】山桜をはじめ、色とりどりの花が山を覆い尽くし、自然の美しさに圧倒される作品です。背景に山並みを入れ、スケール感があります。
∇「男沼湧水」
 佐藤 まき子さん(福島市)
 【評】わき水が吹き上がる様子に立体感、透明感があります。手前のコケもみずみずしく、低い位置からの撮影が功を奏しました。
∇「有情」
 渡辺 喜邦さん(郡山市)
 【評】巣に舞い降りたサギを逆光で撮り、翼や羽毛がくっきりと見えます。上部を空けたことで、すっきりとした開放感があります。

撮影会部門 

∇最優秀賞「緑の雪」
 大石田 寛一さん(郡山市)
 【評】手前に樹木と雪を配し、構図に無駄がありません。自然の色とは違う光をうまく使い、幻想的な雰囲気を作り出しています。
∇優秀賞「雪まつり」
 相楽 執一さん(郡山市)
 【評】周囲が雪に囲まれた中で、少年の顔がロウソクで赤く照らされて、暖かみがあります。雪の質感も良く出ています。
∇「灯し火」
 渡辺 憲二さん(郡山市)
 【評】暗闇に灯籠が並び、のぞき込む子どもの顔が柔らかく浮かび上がっています。全体的に黒い色調が画面を引き締めています。


【その他の入賞者】(敬称略)

◆スナップ部門
 ◇入選 「熱気」佐山勝信(会津若松市)▽「力走」荒義徳(南相馬市)▽「至福」佐藤孝(福島市)▽「止めてやる」佐藤まき子(同)▽「三代そろって」大石田寛一(郡山市)
 ◇奨励賞 「一年の始まり」山本益代(三春町)▽「仲良くメール」佐藤邦英(二本松市)
◆自由部門
 ◇入選 「花筏回廊」佐藤邦英(二本松市)▽「新緑の宴」蛭田真一(いわき市)▽「水苔の花」稲川精一(棚倉町)▽「DAWN(銀河の夜明け)」佐山勝信(会津若松市)▽「輝く光」小松善信(郡山市)
 ◇奨励賞 「春近し」柳沼利行(郡山市)▽「潤す棚田」今泉守(同)
◆撮影会部門
 ◇入選 「雪の城」鈴木達也(いわき市)▽「笑顔いっぱい」小松善信(郡山市)▽「ゆらぎ」柳沼利行(同)

 第27回定例会
 
 読売民友写真クラブ(YMPC)は第27回定例会をいわき市で開催し、スナップ、自由両部門で会員の作品を審査した。最優秀、優秀賞の作品を紹介する。(選評は読売写真大賞事務局・繁田統央)
◆スナップ部門 

∇最優秀賞 「雨の七五三」
 柳沼利行さん(郡山市)
 【評】ハレの日に少女が空を見上げてうらめしそうな気持ちが伝わります。雨の日の柔らかい光が顔や着物に当たり、しっとりとした雰囲気を出しています。
∇優秀賞 「福が行く」
 永山淳さん(いわき市)
 【評】きらびやかな熊手が通りを行くおもしろい場面に素早く反応しました。出合った光景を見逃さず撮影するスナップの好例です。
∇「ちょんちょん林の蛇年始参り」
 佐山勝信さん(会津若松市)
 【評】ローアングルから近寄ってワラの蛇を上手に強調しています。下を向いた女性の表情もよくわかります。
∇「私にちょうだい」
 大石田寛一さん(郡山市)
 【評】人気の商品に殺到する様子を伸びる手だけで表現した大胆な切り口です。つまんだお札や商品も状況をよく表しています。

◆自由部門 

∇最優秀賞 「もう限界」
 佐山勝信さん(会津若松市)
 【評】見る者に「これは何?」という驚きを与える形です。カーブミラーが湖面から突き出たように見える構図は見事です。
∇優秀賞 「光芒」
 鈴木達也さん(いわき市)
 【評】雲の合間から尾を引くように見える光をメーンに左右に奇岩を配しました。鳥のシルエットがアクセントになっています。
∇「冬鳥のささやき」
 相楽執一さん(郡山市)
 【評】斜光線で、白い羽が輝いています。暗い山を背景にしたことで、水しぶきや、鳥の吐く息が目立ちます。
∇「厳冬の雪嶺」
 奥山清蔵さん(福島市)
 【評】雪の自然な造形から風雪の厳しさがひしひしと伝わって来ます。眼下に見える山々から、高度感が伝わります。


【その他の入賞者】(敬称略)

◆スナップ部門
 ◇入選 「うまーい」佐藤まき子(福島市)▽「いざ出陣」蛭田真一(いわき市)▽「目に汗が入っちゃった」野地通(福島市)▽「水の輝き」宗形和幸(三春町)▽「点火」渡辺憲二(郡山市)
 ◇奨励賞 「祭りだわっしょい」稲川精一(棚倉町)▽「虹色の祈り」半沢広美(福島市)
◆自由部門
 ◇入選 「未来のために」佐藤まき子(福島市)▽「秋模様」柳沼利行(郡山市)▽「紅葉秋色の滝」蛭田真一(いわき市)▽「血潮」立花寿一(郡山市)▽「ひな鳥のくちばし」野地通(福島市)
 ◇奨励賞 「出発」渡辺喜邦(郡山市)▽「波」永山淳(いわき市)

 第26回定例会
 
 読売民友写真クラブ(YMPC)は2日までに、猪苗代町で第26回定例会を開催し、スナップ、自由の両部門と月山撮影会での会員の作品を審査した。最優秀、優秀賞の作品を紹介する。(選評は読売写真大賞事務局・横山聡)
◆スナップ部門 

∇最優秀賞 「ママの手、大きい!」 佐藤邦英さん(二本松市)
 【評】色合いが良く、穏やかな雰囲気が素晴らしい作品です。波打ち際での母子の会話が聞こえて来そうです。
∇優秀賞 「祭りばやしが聞こえる」 佐藤貞雄さん(福島市)
 【評】山車に上がった女性の腕の動きを出しつつ、顔はピタリと止めています。手ぶれもなくうまく撮りました。祭りの場面をうまく切り取りました。
∇優秀賞 「同じ視線」 佐藤孝さん(福島市)
 【評】世代の離れた2人が一緒に見詰めている先は何でしょうか。そんな事をふと考えさせる作品です。2人の顔だけでまとめたことでテーマ性が高まりました。
∇優秀賞 「東日本大震災洋上供養」 佐山勝信さん(会津若松市)
 【評】継続して写真で記録し続けることは大変重要です。亡くなった方の名前と経文が書かれた「紙塔婆」を大海に投げるそれぞれの思いが、ひしひしと伝わってきます。

◆自由部門 

∇最優秀賞 「不安な海」 永山淳さん(いわき市)
 【評】雪が積もり風の強い海辺。波が寄せるたびにウミネコが群れて飛び立つ光景は、どこかしら寂しい雰囲気があります。厳しい冬、広がる海を見事にまとめました。ウミネコの影も効果的でした。
∇優秀賞 「秋色のパレット」 相楽執一さん(郡山市)
 【評】水面に映った紅葉だけを大胆に切り取った狙いが良かったと思います。題名も写真にぴったりですね。
∇優秀賞 「秋のグランデコのゴンドラ」 蛭田真一さん(いわき市)
 【評】ゴンドラをズーミングで捉えてスピード感を出しました。またいつもの紅葉写真ではなく、「流れる紅葉」として表現した点も新しい試みとして評価できます。
∇優秀賞 「轟音(ごうおん)を響かせて」 佐山勝信さん(会津若松市)
 【評】一枚のカットにこれだけの数の稲妻を入れるのには大変な工夫があったと推察されます。お見事。

月山撮影会部門

∇最優秀賞 「妖精の寝台」 柳沼利行さん(郡山市)
 【評】「想像力」と映像がピタリと合った作品です。街並み、景色、人物、花々。思いを巡らしてそれらを見詰めるとき、「想像力」が世界を広げてくれます。
∇優秀賞 「瞬光」 渡辺憲二さん(郡山市)
 【評】スポットライトのように太陽光が紅葉の山に当たった光景を、露出をアンダーに補正してさらに強調しました。うまい光の捉え方です。
∇優秀賞 「いつまでも傍(そば)にいて」 奥山清蔵さん(福島市)
 【評】木の根と鮮やかな黄色の花を対照的に美しく表現しています。黒と黄色で画面を構成したのが良かったですね。


【その他の入賞者】(敬称略)

◆【スナップ部門】
 ◇入選「海月(くらげ)に魅せられて」奥山清蔵(福島市)▽「親子元気」小松善信(郡山市)▽「わービックリ!」相楽執一(同)▽「仲良し」仁井田彰子(三春町)▽「凛(りん)として」蛭田真一(いわき市)
 ◇奨励賞「泥かけ祭り?」永山淳(いわき市)▽「タイムスリップ」宗形和幸(三春町)
◆自由部門
 ◇入選「雷雨の後には」佐藤まき子(福島市)▽「秋の装い」紺野厚(郡山市)▽「森の花園」柳沼利行(同)▽「干し柿」小松善信(同)▽「蜘蛛、水玉、花模様」稲川精一(棚倉町)
 ◇奨励賞「ウォーターファウル レイク」仁井田彰子(三春町)▽「風雪に耐えて」宗形和幸(同)
◆月山撮影会部門
 ◇入選「生命」相楽執一(郡山市)▽「ブナの力強さ」紺野厚(同)▽「流れに任せて」宮岡紀久夫(須賀川市)

 第25回定例会
 
 読売民友写真クラブ(YMPC)は1日までに、郡山市で第25回定例会を開催し、スナップ、自由の両部門で会員の作品を審査した。最優秀、優秀賞の作品を紹介する。(選評は読売写真大賞事務局・繁田統央)
◆スナップ部門 

∇最優秀賞=「足長親子」宗形和幸さん(三春町)
 【評】見事な開脚姿勢での田植えに思わず目を見張ってしまいます。高い撮影位置も的確です。
∇優秀賞=「おんなの子」渡辺憲二さん(郡山市)
 【評】手前にヒマワリをぼかして入れ、花に囲まれた構図が見事です。周囲の花が女の子を引き立てています。
∇優秀賞=「癒やし」野地通さん(福島市)
 【評】目の前の被写体が、カメラを意識することなく、自然な表情を切り取っています。2人の楽しい会話が聞こえてきそうです。
∇優秀賞=「熱気」佐山勝信さん(会津若松市)
 【評】ひしめき合って綱を登る男たちの熱気がライトに照らされて浮き上がっています。逆光を効果的に使っています。

◆自由部門 

∇最優秀賞=「夕日に燃える」伏見喜久夫さん(須賀川市)
 【評】雲と池から立ち上がる水蒸気に夕日が反射したそうです。良い場面に遭遇するのも努力の成果です。
∇最優秀賞=「ポラリスと蛍の90分間」佐山勝信さん(会津若松市)
 【評】背景に星の軌跡を、手前にホタルの飛び交う光跡を多重露光し、肉眼では見えない幻想的な写真に仕上げています。
∇最優秀賞=「水辺の饗宴(きょうえん)」奥山清蔵さん(福島市)
 【評】水中花が清流で揺らぎ、上にはアジサイが咲いて涼しげな夏が表現されています。花が対角線に横切る構図も良いです。
∇最優秀賞=「ノスタルジー」柳沼利行さん(郡山市)
 【評】窓ガラスの微妙なゆがみで絵画的な写真に仕上がっています。古い家を題材にしたのも功を奏しました。

【その他の入賞者】(敬称略)

◆【スナップ部門】
◇入選入選(以下、敬称略)
 「番犬」荒義徳(南相馬市)▽「エビカニ釣り」伏見喜久夫(須賀川市)▽「微笑(ほほえ)み」相楽執一(郡山市)▽「気持ちいい~」佐藤まき子(福島市)▽「頑張りまっしょ」永山淳(いわき市)
◇奨励賞=「じゃんがら念仏踊り」蛭田真一(いわき市)▽「よろこびの収穫」古川悦男(郡山市)
◆【自由部門】
◇入選(以下、敬称略)
 「新緑の磐越東線」蛭田真一(いわき市)▽「新緑の渓流」鈴木達也(いわき市)▽「エコパーク登録の朝」佐藤まき子(福島市)▽「花火1」仁井田彰子(三春町)▽「野立て」相楽執一(郡山市)
◇奨励賞=「帰宅」渡辺憲二(郡山市)▽「幽玄」佐藤邦英(二本松市)
 撮影ツアー(2014.10.17)
 読売民友写真クラブ(YMPC)は10月17日、県外撮影ツアーを行い、山形県西川町の月山山麓地域で紅葉をテーマにメンバーらが撮影を楽しんだ。 ≫続きはこちら
 第24回定例会
 
 読売民友写真クラブ(YMPC)の第24回定例会が1日までに福島市で開かれ、スナップ、自由の両部門で会員の作品を審査した。最優秀の作品等を紹介する。(選評は読売写真大賞事務局・繁田統央)
◆スナップ部門 

∇最優秀賞=「ぼくにも出来たよ」渡辺憲二さん(郡山市)
【評】男の子が夢中になって昔ながらの大道芸に挑戦しています。円形になった玉すだれの中に2人の顔がバランス良く収まっています。
∇優秀賞=「な、なんだこりゃ」奥山清蔵さん(福島市)
【評】ハクチョウが隙間なく、ひしめき合っている姿は異様です。真上からの撮影で、全体のフォルムに目がいきます。
∇優秀賞=「女神輿」佐山勝信さん(会津若松市)
【評】男性が担ぐみこしの上で、威勢良く掛け声を掛けている女性に力強さがあります。やや高い位置から望遠で撮り、フレーミングも良いです。
∇優秀賞=「ハプニングの誕生日」 大石田寛一さん(郡山市)
【評】椅子から転げて、ケーキに顔を突っ込んだそうで、ぼうぜんとしながらも顔に付いたクリームをなめているかわいらしい表情を撮りました。


◆自由部門 

∇最優秀賞=「飛翔」相楽執一さん(郡山市)
【評】流し撮りが見事に決まりました。羽だけが激しくぶれていて、飛び立とうとする羽音さえ聞こえてきそうです。
∇最優秀賞=「乱れ桜」佐山勝信さん(会津若松市)
【評】桜を手前に配し、長時間露光で星の軌跡を表現し、雄大な夜空を表現しています。点景としての城も効果的です。
∇優秀賞=「一同・礼!」柳沼利行さん(郡山市)
【評】低い位置からの撮影で、青空を背景にして単純化しました。擬人化したタイトルからチューリップに意志があるように見えます。

【その他の入賞者】(敬称略)

◆スナップ部門】
◇入選「豊作願って」今泉守(郡山市)▽「オウムも花見」相楽執一(郡山市)▽「緊張100%」荒義徳(南相馬市)▽「おいしいメェー!!」柳沼利行(郡山市)▽「綱引き(よいしょ)」稲川精一(棚倉町)
◇奨励賞「後ろからハイポーズ」佐藤まき子(福島市)▽「頑張って!!」鈴木達也(いわき市)
◆自由部門】
◇入選「いい香り」渡辺憲二(郡山市)▽「桧原の大山桜」古川悦男(郡山市)▽「恐竜の卵」立花寿一(郡山市)▽「浜辺に咲く」鈴木達也(いわき市)▽「花見山開演」佐藤貞雄(福島市) 
◇奨励賞「朝靄に煙る」佐藤邦英(二本松市)▽「静寂」鈴木次男(郡山市)
 第23回定例会
 
 読売民友写真クラブ(YMPC)は、第23回定例会をいわき市内で開催し、スナップ、自由の両部門で会員の作品を審査した。最優秀の作品等を紹介する。(選評 読売写真大賞事務局・三輪洋子)
◆スナップ部門 

▽最優秀賞=「あっかんべぇー!!」柳沼利行さん(郡山市)
【評】女の子を見下ろすマネキンの強い視線と女の子のかわいらしいしぐさが、うまく対比するアングルです。マネキンと女の子のコートの赤が栄えています。
▽優秀賞=「冒険者」渡辺喜邦さん(郡山市)
【評】逆光を生かして、キツネの毛並みを美しく表現しています。鋭い視線に野性味を感じます。
▽優秀賞=「五穀豊穣会津高田俵引き」佐山勝信さん(会津若松市)
【評】伝統行事の俵引きの一こまです。撮影のテーマを絞り、最適な場所とレンズを選んで祭りの一番の盛り上がりの場面をうまく捉えています。
▽優秀賞=「白鳥との交流」佐藤邦英さん(二本松市)
【評】女性が白鳥に餌を与える、その楽しそうな声が白鳥の声とともに聞こえてきそうです。背景とのバランスがよく、構図もまとまっています。


◆自由部門 

▽最優秀賞=「郷愁」柳沼利行さん(郡山市)
【評】撮影者の郷愁への思いが、長年子どもたちを見守ってきたであろうイチョウの大木とその落ち葉が敷き詰められた校庭から伝わってきます。
▽優秀賞=「メルヘンの冬銀河」奥山清蔵さん(福島市)
【評】車の窓に付いた霜が、夜空にきらめく星のようできれいです。背景に反射光を入れた工夫も見られ、ファンタジックな作品に仕上げています。
▽優秀賞=「山里の朝」鈴木次男さん(郡山市)
【評】寒々とした中にも、淡い朝の光が山里を照らし、写真に温かみを与えています。奥の霧が遠近感を強調しています。
▽優秀賞=「スタート」立花寿一さん(郡山市)
【評】白鳥が飛び立つ姿を、流し撮りで力強く印象的に捉えています。上からの強い光を生かして首の線、優雅な羽、水しぶきを浮き上がらせています。

【その他の入賞者】(敬称略)

◆スナップ部門
◇入選「ご機嫌」立花寿一(郡山市)▽「豪雪と闘う」宮岡紀久夫(須賀川市)▽「行くぞー」相楽執一(郡山市)▽「復興花火」大石田寛一(郡山市)▽「落葉遊び」斎藤照夫(二本松市)
◇奨励賞 「お前店番かよー」永山淳(いわき市)▽「除染時のいっぷく」鈴木次男(郡山市)
◆自由部門
◇入選「冬到来」相楽執一(郡山市)▽「故郷を結ぶ会津宮古橋」佐山勝信(会津若松市)▽「黄金色に染まる朝」大石田寛一(郡山市)▽「厳寒の桧原湖」古川悦男(郡山市)▽「鳥文字?」永山淳(いわき市)
◇奨励賞「煌めく沼」宮岡紀久夫(須賀川市)▽「山古志の夜景」今泉守(郡山市)
 第22回定例会
 
 読売民友写真クラブ(YMPC)の第22回定例会は4日までに、会津若松市で開かれ、自由、スナップ両部門とあづま総合運動公園撮影会の入賞作品が決まった。
 (選評は読売写真大賞事務局の工藤菜穂さん)
 入賞者次の通り。
【自由部門】

▽最優秀賞=「雨上がりのピアニスト」相楽執一(郡山市)
▽優秀賞=「駒止にて」吉津邦弘(只見町)「秋水一条」佐藤邦英(二本松市)「我れ先に」柳沼利行(郡山市)
▽入選=「初雪の棚田」大石田寛一(郡山市)「大間の朝」佐藤まき子(福島市)「紅の樹海」奥山清蔵「塙のダリア」蛭田真一(いわき市)「幻想の森」宮岡紀久夫(須賀川市)
▽奨励賞=「循環」立花寿一(郡山市)「静寂の一時」佐藤勝彦(福島市)

【スナップ部門】

▽最優秀賞=「田園風景」佐藤勝彦(福島市)
▽優秀賞=「大物捕獲」佐山勝信(会津若松市)「楽しくて、楽しくて」奥山清蔵(福島市)「紅葉に一人」蛭田真一(いわき市)
▽入選=「風の盆」柳沼利行(郡山市)「雪だー」大石田寛一(郡山市)「木幡の幡祭り」古川悦男(郡山市)「夏の思い出」相楽執一(郡山市)「元旦」吉津邦弘(只見町)
▽奨励賞=「りんごだ~いすき」佐藤まき子(福島市)「歩いて行く!」仁井田彰子(三春町)

【あづま総合運動公園撮影会】

▽最優秀賞=「公園の仲間たち」柳沼利行(郡山市)
▽優秀賞=「戻りの季節」古川悦男(郡山市)「秋」立花寿一(郡山市)
▽入選「ハーフタイム」今泉守(郡山市)「日差しを一杯に!」宗形和幸(三春町)「二十の記念」大石田寛一(郡山市)
 第21回定例会
 
 読売民友写真クラブ(YMPC)の第21回定例会は29日までに郡山市内で開かれ、自由、スナップ両部門と塩釜撮影会の入賞作品が決まった。(選評は読売写真大賞事務局・横山聡)
 入賞者次の通り(敬称略)
【自由部門】

▽最優秀賞=佐藤勝彦(福島市)「早朝の仕事」
▽優秀賞=相楽執一(郡山市)「こっちの蜜があ~まいぞ~」鈴木達也(いわき市)「花火」伏見喜久夫(須賀川市)「春の共演」
▽入選=今泉守(郡山市)「巨大花出現」永山淳(いわき市)「被災地に花を」古川悦男(郡山市)「里山の子ギツネ」大石田寛一(同)「ハンター」仁井田彰子(三春町)「夜空の音譜」
▽奨励賞=佐山勝信(会津若松市)「真夜中の三ノ倉ひまわり畑」稲川精一(棚倉町)「蜘蛛の糸水玉花模様」

【スナップ部門】

▽最優秀賞=柳沼利行(郡山市)「少女の祈り」
▽優秀賞=永山淳(いわき市)「被災者の冥福を祈る」渡辺喜邦(郡山市)「遊ぼー」相楽執一(同)「あこがれのサングラス」
▽入選=佐藤孝(福島市)「90才の玉こんにゃく」伏見喜久夫(須賀川市)「タイムスリップ一人旅」鈴木次男(郡山市)「孫」斎藤照夫(二本松市)「祭りの兄弟」大石田寛一(郡山市)「仲良し」
▽奨励賞=小松善信(郡山市)「花をさがして」佐山勝信(会津若松市)「闘魂」

【塩釜撮影会部門】

▽最優秀賞=蛭田真一(いわき市)「行くぞ~」
▽優秀賞=鈴木達也(同)「おねだり」菅野三男(福島市)「港祭り」
▽入選=相楽執一(郡山市)「あ~疲れた」佐藤勝彦(福島市)「丸顔長顔」佐藤まき子(同)「御座船」
 撮影ツアー(2013.07.15)
 読売民友写真クラブ(YMPC)は7月15日、宮城県塩釜市の塩釜港で県外撮影ツアーを行った。会員ら27人が参加し、日本三大船祭り「塩竈(しおがま)みなと祭」の本祭「神輿(みこし)海上渡御」の撮影に臨んだ。 ≫続きはこちら
 第20回定例会
 読売民友写真クラブ(YMPC)の第20回定例会が23日までに、福島市で開かれ、自由、スナップ両部門の入賞作品が決まった。(選評は読売写真大賞事務局・繁田統央)
【自由部門】

◇最優秀賞=佐山勝信(会津若松市)「幻想的な観音川」
◇優秀賞=橋本勝美(郡山市)「快速列車」柳沼利行(同)「春の大雪」大石田寛一(同)「燃ゆる朝」
◇入選=奥山清蔵(福島市)「名残の花筏」荒義徳(南相馬市)「止まった町」佐藤邦英(二本松市)「湖畔の夜明け」小松善信(郡山市)「柿に雪化粧」中砂成康(いわき市)「桜の向こうに磐梯山」
◇奨励賞=永山淳(いわき市)「福寿草」佐藤勝彦(福島市)「八重の桜が走る」

【スナップ部門】

◇最優秀賞=渡辺喜邦(郡山市)「私はここよ」
◇優秀賞=柳沼利行(郡山市)「疾走」永山淳(いわき市)「水しぶき」古川悦男(郡山市)「なかよし」
◇入選=佐山勝信(会津若松市)「輝く瞳」奥山清蔵(福島市)「寒垢離の白装束」中砂成康(いわき市)「さくらブランコ」宮岡紀久夫(須賀川市)「ダイナミックな遊び」相楽執一(郡山市)「花を愛でる」
◇奨励賞=大石田寛一(郡山市)「春の雪」荒義徳(南相馬市)「特訓」
 第19回定例会
 読売民友写真クラブ(YMPC)の第19回定例会は2月5日までにいわき市で開かれ、自由、スナップ両部門の入賞作品が決まった。(審査は読売写真大賞事務局・三輪洋子さん)
【自由部門】

◇最優秀賞=「秋景点描」渡辺喜邦(郡山市)
◇優秀賞=「霧のファンタジー」吉野栄(郡山市)「波紋」大石田寛一(同)「吹雪に烟(けむ)る昭和村」奥山清蔵(福島市)
◇入選=「正月のご馳走」佐藤勝彦(福島市)「どんと焼き」松本精一(鮫川村)「歌舞伎帰り」吉津邦弘(只見町)「氷の花」鈴木達也(いわき市)「朝もや立つ」相楽執一(郡山市)
◇奨励賞=「水遊びしたい」村松市夫(二本松市)「『絶景かな、絶景かな』」柳沼利行(郡山市)

【スナップ部門】

◇最優秀賞=「クライマックス」鈴木達也(いわき市)
◇優秀賞=「嫁ぐ日も間近に」奥山清蔵(福島市)「孫さんとハイポーズ」鈴木次男(郡山市)「はいチーズ」大石田寛一(同)
◇入選=「福を求めて」藁谷六朗(浅川町)「アーンして」永山淳(いわき市)「絆」相楽執一(郡山市)「岩と緑」小松善信(同)「雪中会津坂下大俵引き」佐山勝信(会津若松市)
◇奨励賞=「ぼくのさんかくまど」佐藤勝彦(福島市)「大獅子乱入」柳沼利行(郡山市)
 第18回定例会
 読売民友写真クラブ(YMPC)の第18回定例会が会津若松市で開かれ、自由、スナップ、モデル撮影会、山古志撮影会の各部門の入賞作品が12月6日までに決まった。(審査は読売写真大賞事務局・繁田統央さん)
【自由部門】

◇最優秀賞=「真夜中のひまわり畑」佐山勝信(会津若松市)
◇優秀賞=「秋が見えた」伏見喜久夫(須賀川市)「ダブル・レインボーの共演」奥山清蔵(福島市)「火の鳥」相楽執一(郡山市)
◇入選=「夫婦岩に朝日を浴びて」古川悦男(郡山市)「朝つゆ」柳沼利行(同)「攻撃」大石田寛一(同)「防蛾灯」佐藤邦英(二本松市)「ポピー」鈴木達也(いわき市)
◇奨励賞=「トレッキング」立花寿一(郡山市)「達沢の滝」蛭田真一(いわき市)

【スナップ部門】

◇最優秀賞=「父の背にあまえて」小松善信(郡山市)
◇優秀賞=「出番」相楽執一(郡山市)「仮面がなくても」宮岡紀久夫(須賀川市)「ワァー大きい!」佐藤邦英(二本松市)
◇入選=「踊るドラゴン」古川悦男(郡山市)「笑顔の共演」柳沼利行(同)「ばぁさんもカメラマン」佐藤勝彦(福島市)「雨が降ってきたよ~」伏見喜久夫(須賀川市)「孫娘が百姓に成りました。」佐山勝信(会津若松市)
◇奨励賞=「歌舞伎見物」立花寿一(郡山市)「捕まえた」大石田寛一(同)

【モデル撮影会部門】

◇最優秀賞=「ポートレート3」佐藤勝彦(福島市)
◇優秀賞=「笑顔のモデル」宮岡紀久夫(須賀川市)「シャボン玉がくっついた」野地通(福島市)
◇入選=「談笑」永山淳(いわき市)「幸せの鐘」古川悦男(郡山市)「デュエット」奥山清蔵(福島市)

【山古志撮影会部門】

◇最優秀賞=「激突」大石田寛一(郡山市)
◇優秀賞=「闘魂」佐山勝信(会津若松市)「一本杉朝日に染まる」古川悦男(郡山市)
◇入選=「朝焼け」今泉守(郡山市)「秋晴の花園」永山淳(いわき市)「まだまだ!!」鈴木達也(同)
 第17回定例会
 読売民友写真クラブ(YMPC)の第17回定例会が7月20日までに郡山市で開かれ、自由、スナップ両部門の入賞作品が決まった。(審査は読売写真大賞事務局・本間光太郎)
【自由部門】

◇最優秀賞=「風車のある丘」大石田寛一(郡山市)
◇優秀賞=「こんにちは!」柳沼利行(郡山市)「天孫降臨(ローソク島)」立花寿一(同)「いやしの岩苔」伏見喜久夫(須賀川市)
◇入選=「新潟胎内に降りた宇宙木」今泉守(郡山市)「清閑」相楽執一(同)「幻の滝」加藤明(矢祭町)「アカショウビン」佐藤勝彦(福島市)「水無月の妖精」奥山清蔵(同)
◇奨励賞=「風力発電と衛星イリジウム」佐山勝信(会津若松市)「被災地に咲く」永山淳(いわき市)

【スナップ部門】

◇最優秀賞=「職人」佐山勝信(会津若松市)
◇優秀賞=「仲良し姉妹」野地通(福島市)「タスキ」荒義徳(南相馬市)「舞台裏にて」柳沼利行(郡山市)
◇入選=「獅子のおくちで厄払い」古川悦男(郡山市)「人気者」相楽執一(同)「カールおじさんみたい」大石田寛一(同)「福島潟ザリガニ釣り」今泉守(同)「ウワーつかれたー」宮岡紀久夫(須賀川市)
◇奨励賞=「疾走」奥山清蔵(福島市)「除染」伏見喜久夫(須賀川市)敬称略
 モデル撮影会(2012.07.08)
 読売民友写真クラブ(YMPC)は7月8日、郡山市の逢瀬公園・緑化センターでモデル撮影会を開き、参加者が被写体の魅力を最大限に引き出そうと夢中でシャッターを押した。 ≫続きはこちら
 第16回定例会
 読売民友写真クラブ(YMPC)の第16回定例会が5月26日、郡山市で開かれ、自由・スナップ両部門の入賞作品が決まった。(審査は読売写真大賞事務局・本田典之)
【自由部門】

◇最優秀賞=「春の競演」立花寿一(郡山市)
◇優秀賞=「暮色に映える」奥山清蔵(福島市)「花そしてSL」今泉守(郡山市)「ファーねむい」大石田寛一(同)
◇入選=「動輪」吉野栄(郡山市)「能面の思い」渡辺憲二(同)「連隊長」柳沼利行(同)「雨上がり」伏見喜久夫(須賀川市)「砂の大木」永山淳(いわき市)
◇奨励賞=「蓑毛(みのげ)」佐山勝信(会津若松市)「時空」渡辺喜邦(郡山市)

【スナップ部門】

◇最優秀賞=「米寿も泳ぐ」吉野栄(郡山市)
◇優秀賞=「復興踊り」稲川精一(棚倉町)「春を画(えが)く」佐藤邦英(二本松市)「ポンポコポン!」柳沼利行(郡山市)
◇入選=「祈りの灯」加藤明(矢祭町)「張子作り」佐山勝信(会津若松市)「つかれたー」大石田寛一(郡山市)「可愛いね」小松善信(同)「化粧」渡辺憲二(同)
◇奨励賞=「桜が見えないよ~」伏見喜久夫(須賀川市)「不安と期待」立花寿一(郡山市)
 第15回定例会
 読売民友写真クラブ(YMPC)の第15回定例会が2月25日、読売新聞いわき支局で開かれ、自由・スナップ両部門の入賞作品が決まった。(審査は読売写真大賞事務局・青木久雄)
【自由部門】

◇最優秀賞=「豊作なのに」野地通(福島市)
◇優秀賞=「星月夜の磐梯山」古川悦男(郡山市)「氷流の阿武隈川」紀久夫(須賀川市)「蒼鷺(あおさぎ)」佐山勝信(会津若松市)
◇入選=「晩秋」斎藤照夫(二本松市)「歓喜」相楽執一(郡山市)「白銀の静寂(しじま)」奥山清蔵(福島市)「会話」稲川精一(棚倉町)「厳冬」永山淳(いわき市)
◇奨励賞=「23年の秋」渡辺喜邦(郡山市)「極寒の猪苗代湖」佐藤勝彦(福島市)

【スナップ部門】

◇最優秀賞=「釣り人」佐藤勝彦(福島市)
◇優秀賞=「足長美人」柳沼利行(郡山市)「卒園しました」立花寿一(同)「雄大な鶴ヶ城と会津武士」佐山勝信(会津若松市)
◇入選=「裸まいり、ぼくもがんばった」古川悦男(郡山市)「うー冷てー」大石田寛一(同)「靡(なび)く五反幡」奥山清蔵(福島市)「朝釣り」荒義徳(南相馬市)「マアーきれいですね~」柴崎恒男(いわき市)
◇奨励賞=「内緒話」相楽執一(郡山市)「やんちゃ」稲川精一(棚倉町)
 第14回定例会
 読売民友写真クラブ(YMPC)は12月9日までに、第14回定例会を会津若松市の会津若松文化センターで開き、自由、スナップ、撮影会部門の入賞作品が決まった。(審査は読売写真大賞事務局・吉川綾美さん)
【自由部門】

◇最優秀賞=「魔女の瞳」奥山清蔵(福島市)
◇優秀賞=「歓喜の一瞬」斎藤照夫(二本松市)「晩秋」今泉守(郡山市)「艶(えん)」荒義徳(南相馬市)
◇入選=「飛沫(しぶき)」佐山勝信(会津若松市)「夕日に映える」古川悦男(郡山市)「つらなり続く氷柱」小松善信(同)「秋流」渡辺喜邦(同)「何を思うか」佐藤勝彦(福島市)
◇奨励賞=「記念撮影」野地通(福島市)「希望」鈴木次男(郡山市)

【スナップ部門】

◇最優秀賞=「護摩行(ごまぎょう)」大石田寛一(郡山市)
◇優秀賞=「出番待ち」斎藤照夫(二本松市)「福島の笑顔」佐山勝信(会津若松市)「元気よ届け!」奥山清蔵(福島市)
◇入選=「あれ、おかしいな?」荒義徳(南相馬市)「朝の散歩道」相楽執一(郡山市)「御利益」鈴木次男(同)「疾走」柳沼利行(同)「明日はディズニーシー」立花寿一(同)
◇奨励賞=「ダブルでコイ」古川悦男(郡山市)「ジュンサイ摘み」今泉守(同)

【出羽三山・山伏撮影ツアー部門】

◇最優秀賞=「祈り」大石田寛一(郡山市)
◇優秀賞=「休憩」立花寿一(郡山市)「池塘(ちとう)と鳥海山」佐藤邦英(二本松市)
◇入選=「修験者」柳沼利行(郡山市)「池塘(ちとう)春草の夢」小松善信(同)「願いを込めて」宮岡紀久夫(須賀川市)

 日帰りツアー(2011.08.26)
 読売民友写真クラブ(福島YMPC)は26日、「出羽三山・山伏撮影」日帰りツアーを実施、霊峰の自然と修行入りする山伏の荘厳な姿をカメラに収めた。 ≫続きはこちら
 第13回定例会
 読売民友写真クラブ(YMPC)の第13回定例会が7月23日、郡山市の郡山カルチャーパークで開かれ、自由、スナップ両部門の入賞作品が決まった。(審査は読売写真大賞事務局員・米田育広)
【自由部門】

◇最優秀賞=「夕映えの白布峠」奥山清蔵(福島市)
◇優秀賞=「梅雨の晴れ間に」相楽執一(郡山市)、「餌を求めて」佐山勝信(会津若松市)、「山田」荒義徳(南相馬市)
◇入選=「お願い」斎藤照夫(二本松市)、「真夏の渓流」宮岡紀久夫(須賀川市)、「磐梯山と星」今泉守(郡山市)、「静寂」大石田寛一(同)、「梅雨の花」渡辺喜邦(同)
◇奨励賞=「水鏡」立花寿一(郡山市)、「飯舘最後の別れ」鈴木次男(同)

【スナップ部門】

◇最優秀賞=「日当」今泉守(郡山市)
◇優秀賞=「招かざる客」伏見喜久夫(須賀川市)、「微笑み」相楽執一(郡山市)、「女の底チカラ」古川悦男(同)
◇入選=「技(わざ)」荒義徳(南相馬市)、「ファーねむいよー」宮岡紀久夫(須賀川市)「走り終えて」小松善信(郡山市)、「支援の歌声」渡辺喜邦(同)、「飯舘の女(ひと)」鈴木次男(同)
◇奨励賞=「孫のいたずら」柳沼利行(郡山市)、「気分は海賊」藤井博士(矢祭町)

 第12回定例会
 読売民友写真クラブ(YMPC)の第12回定例会は5月21日、福島市の読売民友ビルで開かれ、「自由」「震災・希望」両部門の入賞作品が決まった。(審査は読売写真大賞事務局長・横山聡)
【自由部門】

◇最優秀賞=「鳥の楽園」永山淳(いわき)
◇優秀賞=「深深と」相楽執一(郡山)「夫婦(めおと)」鈴木次男(同)「ふる里」荒義徳(南相馬)
◇入選=「朝霧」小松善信(郡山)「雪解けの山河」奥山清蔵(福島)「冬のブランコ」柳沼利行(郡山)「おてだま」渡辺憲二(同)「水面に映る」古川悦男(同)
◇奨励賞=「お手手つないで」佐藤勝彦(福島)「樹氷の峠道」宮岡紀久夫(須賀川)

【震災・希望部門】

◇最優秀賞=「海に祈る」永山淳(いわき)
◇優秀賞=「春を見つめて」鈴木次男(郡山)「未来へすべる子供達」宮岡紀久夫(須賀川)
◇入選=「希望」大石田寛一(郡山)「負けるな小峰城」相楽執一(同)「復興願う」佐藤勝彦(福島)
◇奨励賞=「災害に負けず復興へ」古川悦男(郡山)「東日本津波被害」小松善信(同)「おひるね」佐山勝信(会津若松)

 第11回定例会
 読売民友写真クラブ(YMPC)の第11回定例会が1月22日、福島市の読売民友ビルで開かれ、自由、スナップ両部門の入賞作品が決まった。(審査は読売写真大賞事務局員・本田典之)
【スナップ部門】

◇最優秀賞=「号令」佐山勝信(会津若松市)
◇優秀賞=「佐久間のばあちゃん」鈴木次男(郡山市)「寒くなんてないぞ!!」相楽執一(同)
「丸かじり」大石田寛一(同)
◇入選=「孫襲来」柳沼利行(郡山市)「ひょっとこ踊り」渡辺憲二(同)「初めての餅搗(つ)き」佐藤邦英(二本松市)「初めての海」永山淳(いわき市)「ぼくも色づいて」小日向さやか(福島市)
◇奨励賞=「ハイ・どうぞ」宮岡紀久夫(須賀川市)「想(おも)いをよせて」奥山清蔵(福島市)

【自由部門】

◇最優秀賞=「真夜中の滝」古川悦男(郡山市)
◇優秀賞=「冬に舞う」相楽執一(郡山市)「気泡の中の花」小松善信(同)「秋の彩り」柳沼利行(同)
◇入選=「怒濤(どとう)」永山淳(いわき市)「時を重ねて」渡辺喜邦(郡山市)「天空のショー『オーロラ』」佐藤邦英(二本松市)「火の鳥」斎藤照夫(同)「春の訪れ」佐藤勝彦(福島市)
◇奨励賞=「全員集合」渡辺憲二(郡山市)「白いヴェール」奥山清蔵(福島市)

 

 第10回定例会
 読売民友写真クラブ(YMPC)の第10回定例会が11月20日、会津若松市の中央公民館で開かれ、自由、スナップ両部門の入賞作品が決まった。(審査は読売写真大賞事務局、青木久雄)
【スナップ部門】

◇最優秀賞=「洗礼」荒義徳(南相馬市)
◇優秀賞=「かぶりつき」大石田寛一(郡山市)「愛情」鈴木次男(同)「雨宿り」柳沼利行さん(同)
◇入選=「初めてのフライトへ」宮岡紀久夫(須賀川市)「じいちゃん、ばあちゃんいたぁ~(かわいいお客様)」渡部又三郎(会津坂下町)「秋祭り」相楽執一(郡山市)「お尻温々(ぬくぬく)」奥山清蔵さん(福島市)「晴れ姿」永山淳(いわき市)
◇奨励賞=「ファミリー」渡辺憲二(郡山市)「朝の散歩」古川悦男(同)

【自由部門】

◇最優秀賞=「霜絵巻」奥山清蔵(福島市)
◇優秀賞=「風の音」佐山勝信(会津若松市)「がんばるぞ!」佐藤勝彦(福島市)「夏バテ」柳沼利行(郡山市)
◇入選=「落雷の後の空」渡部又三郎(会津坂下町)「ある日突然」永山淳(いわき市)「光彩」古川悦男(郡山市)「寄生」大石田寛一(同)「花の終わり」渡辺憲二(同)
◇奨励賞=「トワイライト」相楽執一(郡山市)「大漁」斎藤照夫(二本松市)=敬称略

 

 第9回定例会
 読売民友写真クラブ(YMPC)の第9回定例会が7月31日、いわき市の読売いわきビルで開かれ、自由、スナップ両部門の入賞作品が決まった。(審査は読売写真大賞事務長、本間光太郎)
【スナップ部門】

◇最優秀賞=「駒踊りの少女(こ)」鈴木次男さん(郡山市)
◇優秀賞=「御作法(おさほう)の伝授」奥山清蔵さん(福島市)
◇優秀賞=「わぁー すごい!」相楽執一さん(郡山市)
◇優秀賞=「猛暑日」柳沼利行さん(郡山市)
◇入選=「マグロ解体」大石田寛一(郡山市)▽「光景」渡辺憲二(同)▽「絆(きずな)」永山淳(いわき市)▽「熱演」斎藤照夫(二本松市)▽「解放感」荒義徳(南相馬市)
◇奨励賞=「シエスタ」小日向さやか(福島市)▽「ボクちゃんの洗濯」田中寅太郎(いわき市)

【自由部門】

◇最優秀賞=「黒煙」矢内文一さん(白河市)
◇優秀賞=「清渓(せいけい)」鈴木次男さん(郡山市)
◇優秀賞=「雫(しずく)の音色」奥山清蔵さん(福島市)
◇優秀賞=「芽吹きの頃」蓼沼恒克さん(福島市)
◇入選=「棚田の朝」宮岡紀久夫(須賀川市)▽「群れて咲く」永山淳(いわき市)▽「緑水」稲川精一(棚倉町)▽「春の半田沼」渡辺憲二(郡山市)▽「苔石景(こけいしけい)」荒義徳(郡山市)
◇奨励賞=「森の番人」柳沼利行(郡山市)▽「棚田の朝」大石田寛一(同)

 

 第8回定例会
 読売民友写真クラブ(YMPC)の第8回定例会が4月25日、郡山市の郡山市民文化センターで開かれ、自由、スナップ両部門の入賞作品が決まった。作品を紹介する。(審査は読売写真大賞事務長、横山聡)
【スナップ部門】

◇最優秀賞=「もうーやめてー」永山淳さん(いわき市)
◇優秀賞=「春の1日」小日向さやかさん(福島市)
◇優秀賞=「雪にもめげず」伏見喜久夫さん(須賀川市)
◇優秀賞=「大吉」高橋健司さん(白河市)
◇入選=「泣き虫」大石田寛一(郡山市)▽「きつねの嫁入り」古川 悦男(同)▽「瞳」佐山 勝信(会津若松市)▽「朝トレ」荒  義徳(南相馬市)▽「絃の饗奏」奥山 清蔵(福島市)
◇奨励賞=「最後の役目」宮岡紀久夫(須賀川市)▽「火祭り」柳沼 利行(郡山市)

【自由部門】

◇最優秀賞=「大波を待つ」永山淳さん(いわき市)
◇優秀賞=「杭がけ」橋本浩さん(石川町)
◇優秀賞=「夕餉の刻(ころ)」奥山清蔵さん(福島市)
◇優秀賞=「埋没林現る」宮岡紀久夫さん(須賀川市)
◇入選=「干し柿」小松 善信(郡山市)▽「春の息吹」相楽 執一(同)▽「冬の日差し」柳沼 利行(同)▽「石舞台」高橋 健司(白河市)▽「不法投棄」尾形 貞二(郡山市)
◇奨励賞=「秋元湖の夜明け」古川 悦男(郡山市)▽「惜春」鈴木 次男(同)

 

 第7回定例会
 読売民友写真クラブ(YMPC)の第7回定例会が1月23日、福島市の読売民友ビルで開かれ、自由、スナップ両部門の入賞作品が決まった。最優秀賞と優秀賞の作品を紹介する。(審査は読売写真大賞事務局員、本田典之
【スナップ部門】

◇最優秀賞=「すってんころりん!」柳沼利行さん(郡山市)
◇優秀賞=「恥じらい」奥山清蔵さん(福島市)
◇優秀賞=「(花嫁を見て)きれいだね」稲川精一さん(棚倉町)
◇優秀賞=「天下泰平俵引き」佐山勝信さん(会津若松市)
◇入選=「ぼくのが1番」小日向さやか(福島市)▽「気持いい」斎藤照夫(二本松市)▽「YOSAKOI」相楽執一(郡山市)▽「でこっぱち」大石田寛一(同)▽「水族館の親子」渡辺憲二(同)▽「ふんばれー」荒義徳(南相馬市)
◇奨励賞=「いざ出陣」永山淳(いわき市)▽「犬が寝ている!」佐藤邦英(二本松市)

【自由部門】

◇最優秀賞=「雪の朝」相楽執一さん(郡山市)
◇優秀賞=「晩秋の渓」橋本浩さん(石川町)
◇優秀賞=「おーい冬がくるぞー」古川悦男さん(郡山市)
◇優秀賞=「木肌」永山淳さん(いわき市)
◇入選=「赤とんぼ」稲村誠(会津若松市)▽「茜朝光」荒義徳▽「美しい石から流れ水」小松善信(郡山市)▽「光彩竹林」奥山清蔵(福島市)▽「家族」渡辺憲二▽「シルエット」大石田寛一
◇奨励賞=「虎と紅葉」稲川精一(棚倉町)▽「御苑の桜」鈴木次男(郡山市)▽「朝の斜光線」宮岡紀久夫(須賀川市)

 

 第6回定例会
 読売民友写真クラブ(YMPC)の第6回定例会が10月24日、会津若松市の市中央公民館で行われ、自由、スナップ両部門の入賞作品が決まった。(審査は読売写真大賞事務局員、米田育広)
【スナップ部門】

◇最優秀賞=「飛沫(しぶき)」佐山勝信さん(会津若松市)
◇優秀賞=「躍動」荒義徳さん(南相馬市)
◇優秀賞=「見て見て!」大石田寛一さん(郡山市)
◇優秀賞=「あーら、いらっしゃい」永山淳さん(いわき市)
◇入選=「待ち時間」柳沼利行(郡山市)▽「うっとり」小日向さやか(福島市)▽「童心にかえって」宮岡紀久夫(須賀川市)▽「講中の頭」斎藤照夫(二本 松市) 奨励賞「わ、きれい」稲川精一(棚倉町)▽「カワイイなあ~」渡部又三郎(会津坂下町)▽花びらの上で昼寝」小松善信(郡山市)

【自由部門】

◇最優秀賞=「お腹空いたよ~」相楽執一さん(郡山市)
◇優秀賞=「水滴花模様」古川悦男さん(郡山市)
◇優秀賞=「紅葉盛り」渡辺憲二さん(郡山市)
◇優秀賞=「雲海」稲川精一さん(棚倉町)
◇入選=「朱の流れ」橋本浩(石川町)▽旅立ちの詩」渡辺喜邦(郡山市)▽「なかよし?」大石田寛一(同)▽「千円札の野口です!」稲村誠(会津若松市)  奨励賞「水辺の秋」柳沼利行(郡山市)▽「錦水の沼に憩う」藤田健三(福島市)▽「夜明けの詩」奥山清蔵(同)

 

 第5回定例会
 読売民友写真クラブ(YMPC)の第5回定例会が7月25日、いわき市平の読売いわきビルで開かれ、自由、スナップ両部門の入賞作品が決まった。(審査は読売写真大賞事務局、奥西義和)
【スナップ部門】

◇最優秀賞=「待ちぼうけ」柳沼利行さん(郡山市)
◇優秀賞=「ママァーどこ」柴崎恒男さん(いわき市)
◇優秀賞=「祭りの人気者」相楽執一さん(郡山市)
◇優秀賞=「涼しいけど重いなぁ~」渡部又三郎さん(会津坂下町)
◇入選「噴水ダンス」小日向さやか(福島市)▽「目標は日本一」佐山勝信(会津若松市)▽「チョン髷(まげ)?」永山淳(いわき市)▽「波頭に挑む」宮岡 紀久夫(須賀川市)▽「初めての太鼓」佐藤邦英(二本松市)◇奨励賞「梅雨に咲く花」高橋健司(白河市)▽「ひとりあそび」尾形貞二(郡山市)

【自由部門】

◇最優秀賞=「緑水」藤田健三さん(福島市)
◇優秀賞=「花のジャングル」柳沼利行さん(郡山市)
◇優秀賞=「店じまいセール柴崎恒男さん(いわき市)
◇優秀賞=「巨桜の目覚め」高橋健司さん(白河市)
◇入選=「整列!」相楽執一(郡山市)▽「幽玄(月見草)」佐藤昌三(同)▽「朝の走り」古川悦男(同)▽「黄金に輝く朝」小松善信(同)▽「人形の迷 い」渡辺憲二(同)▽「今が一番だね」尾形貞二(同)▽「湧水(ゆうすい)の流れ」橋本浩(石川町)▽「森林セラピー」奥山清蔵(福島市)▽「麦秋西磐 梯」宮岡紀久夫(須賀川市)▽「秋一望」荒義徳(南相馬市)◇奨励賞「水郷夕景」渡辺喜邦(郡山市)▽「春の珍花」山田勇(須賀川市)
 第4回定例会
 読売民友写真クラブ(YMPC)の第4回定例会が5月23日、郡山市の市民文化センターで行われ、スナップ、自由両部門の入賞作品が決まった。(敬称略。審査は読売写真大賞事務局員、本田典之)
【スナップ部門】

◇最優秀賞=「こいのぼり獲ったどー!」小日向さやかさん(福島市)
◇優秀賞=「気迫」荒義徳さん(南相馬市)▽「目標は東京オリンピック」佐山勝信さん(会津若松市)▽「花弁のじゅうたん」古川悦男さん(郡山市)
◇入選=「特等席」相楽執一(郡山市)▽「ヤァどーも!」柳沼利行(同)▽「似合っているネ」渡辺憲二(同)▽「秋思」鈴木次男(同)▽「花と姉弟」斎藤照夫(二本松市)
◇奨励賞=「ジャンケンポン」尾形貞二(郡山市)▽「お母さん見ててね!」宮岡紀久夫(須賀川市)▽「元気に遊ぶ」永山淳(いわき市)

【自由部門】

◇最優秀賞=「一葉」伏見喜久夫さん(須賀川市)
◇優秀賞=「蜃気楼」渡辺憲二さん(郡山市)▽「産卵の神秘」奥山清蔵さん(福島市)▽「景物」荒義徳さん(南相馬市)
◇入選=「水中芭蕉」藤田健三(福島市)▽「パスポ」佐山勝信(会津若松市)▽「群生」宮岡紀久夫(須賀川市)▽「蝶のように」山田勇(同)▽「春のなごり」佐藤昌三(郡山市)
◇奨励賞=「分校の朝」鈴木次男(同)▽「幸せは風船に乗って」渡部又三郎(会津坂下町)▽「渓谷のパレット」橋本浩(石川町)

 

 第3回定例会
 読売民友写真クラブ(YMPC)の第3回定例会は3月15日、会津若松市文化センターで開かれ、スナップ、自由の2部門の入賞作品が決まった。最優秀賞 はスナップ部門が奥山清蔵さん(福島市)の「自分の世界」、自由部門が宮岡紀久夫さん(須賀川市)の「厳冬の猪苗代湖」。
【スナップ部門】

◇最優秀賞=「自分の世界」奥山清蔵(福島市)
◇優秀賞=「かくれんぼ」尾形貞二(郡山市)「陽気なおじさん」永山淳(いわき市)
◇入選=柳沼利行(郡山市)佐山勝信(会津若松市)矢内文一(白河市)斎藤照夫(二本松市)渡部又三郎(会津坂下町)▽奨励賞=小松善信(郡山市)

【自由部門】

◇最優秀賞=「厳冬の猪苗代湖」宮岡紀久夫(須賀川市)
◇優秀賞=「朝靄の塩屋埼」柴崎恒男(いわき市)「大空へ向かって」相楽執一(郡山市)
◇入選=奥山清蔵(福島市)佐山勝信(会津若松市)古川悦男(郡山市)荒義徳(南相馬市)矢内文一(白河市)永山淳(いわき市)尾形貞二、大石田寛一、小 松善信(郡山市)橋本浩(石川町)▽奨励賞=柳沼利行、渡辺憲二(郡山市)山田勇(須賀川市)藤田健三(福島市)斎藤照夫(二本松市)