福島市などの酒造店や酒米生産者らでつくる福島地域酒米研究会は23日、同市の土湯温泉まちおこしセンター「湯楽座」を拠点にオンラインでイベントを開き、参加者が福島の日本酒の魅力に触れた。
同市や川俣町の酒米や日本酒の魅力を伝え、販路拡大を図ろうと開催。日本酒愛好家や酒米生産者、酒造関係者など約50人が参加した。
金水晶酒造店の斎藤湧生専務と、酒米を生産している未来農業の丹野友幸社長による対談では、酒米と食用米の違いや酒米が日本酒の味を決める重要な役割を持つことなどを語った。
土湯温泉でどぶろくなどを醸造している「おららの酒BAR」の紹介や、福島大食農学類の学生による日本酒の飲み比べも行われた。