福島市の桜の聖母短大食物栄養専攻2年の7人とスーパー「いちい」が共同開発した「秋のコラボ弁当」の販売が始まった。弁当は2種類あり、それぞれ健康意識の向上を目指して開発。販売はいちい全店と同社が運営する「フォーズマーケット」で、今月末まで予定している。
いちいとのコラボ弁当を開発した生徒
「鉄分補給ランチ」(646円)は鉄分を多く含むヒジキをご飯にまぜ合わせた。ブロッコリーやカボチャを入れ、彩りも豊かにした。「なないろ弁当」(538円)は鶏ひき肉やニンジン、枝豆など7種類の食材を使い、鮮やかな見た目に。減塩のため、塩分が含まれない調味料で仕上げた。
「鉄分補給ランチ」を考案した赤間未奈さん(19)は「健康とおいしさの両面を考えた。貧血気味の人に食べてもらいたい」とPR。「なないろ弁当」を考案した遠藤万瞳子(まみこ)さん(20)は「男性女性問わず多くの人に食べてもらい、健康になってほしい」と話した。