広野町産のミカンを使った6次化商品「みかんジュース」が完成した。本年度からボトルやラベルデザインを一新し、25日から販売する。町振興公社の中津弘文社長が24日、町役場で遠藤智町長に完成を報告した。
町は温暖な気候を生かし、ミカン栽培を行っている。地域資源PRのため農業生産者団体が販売してきた。団体の解散に伴い、本年度は町振興公社が販売者となり、ワンダーファーム(いわき市)が製造した。
中津社長は「みかんジュースを通し町のPRや農業振興につなげる」、遠藤町長は「味が濃厚でとてもおいしい」と太鼓判を押した。
限定約590本。価格は500ミリリットル入りで1080円。二ツ沼総合公園のフラワーパーク(祝日除く月曜定休)、二ツ沼直売所(月―水曜定休)で販売する。問い合わせは町振興公社(電話0240・27・4163)へ。