【2024新戦力】大迫 塁 MF 背番号23 / 抜群のパスセンス
03/12 08:00
類いまれなボールさばきとパスセンスを持つボランチだ。出場機会と体づくりを目的にいわきへ育成型期限付き移籍。力強さを身につけ、攻撃の舵取り役としてチームへの貢献を誓う。
地元・鹿児島県の強豪神村学園高でキャプテンを務め、チームを全国高校選手権ベスト4に導いた。キャプテンとして相手に合わせた声のかけ方や接し方などに心を配ったことで、人間観察が得意になったという。「気になった選手の視線とか動きを観察すると、その人の考えていることがだいたい分かる」
昨季はJ1セレッソ大阪でカップ戦2試合の出場にとどまった。それでも海外経験のあるMF香川真司やMF清武弘嗣をはじめとした実力者たちと練習したことで「レベルの高さを知った。めちゃくちゃ良い1年だった」と振り返る。練習後にジョギング中の先輩選手についていき、「サッカーを教えてください」と声をかけては教えを受けていたという。
神村学園の同期FW福田師王(ドイツ1部ボルシアMG)らとともに、世界の頂点を目指すつもりだ。「この1年でしっかり成長して、ワールドカップで優勝したい」と意気込んだ。