日本新聞協会は2日、新聞販売所の地域活動をたたえる今年の「地域貢献大賞」を発表し、大賞に次ぐ「地域貢献賞」に、福島市と桑折町で福島民友新聞と読売新聞を扱う専売店10店の「20年におよぶ『地区防犯ニュース』の発行と地域見守り活動」など7件を選んだ。
受賞した専売店10店は2004年から、福島、福島北両地区防犯ニュースを月1回発行し、20年にわたり地域別の犯罪・交通事故発生状況や警察の防犯活動などを発信。15年に福島市と地域見守りネットワーク協定を結び、新聞配達や集金時に異変を見つけ通報する地域見守り活動も展開し、男性の救助につながった事例もあり、地域の安全・安心の確保に貢献している。
地域貢献大賞は、埼玉県川越市の読売センター新河岸南部の「ミニコミ紙『しんがしスポーツ』発行による読者サービス」だった。
授賞式は11月21日、東京・内幸町のプレスセンターホールで行われる。
地域貢献賞を受賞した専売店次の通り。
読売民友福島東部、読売民友福島中央、読売民友渡利、読売民友福島西部、読売民友瀬の上、読売民友笹谷、読売民友飯坂、読売民友須南、読売民友福島南部、読売民友桑折