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「地球への思い」宇宙へ、12日まで募る 国際宇宙ステーションに掲示

10/05 08:25

メッセージの応募を呼びかける長谷川代表理事(右)と甚野顧問

 宇宙から地球へ福島発のメッセージをー。一般財団法人ワンアース(茨城県)は12日まで「地球へのラブレター」と銘打ち、宇宙に届ける40字以内のメッセージを県民から募っている。

 集まったメッセージはA2判のポスターにまとめ、米航空宇宙局(NASA)と米宇宙企業スペースXのファルコン9ロケットとドラゴン補給船に搭載。来年2月に米フロリダ州ケネディ宇宙センターから国際宇宙ステーション(ISS)へ打ち上げられ、ISS内で地球が見える窓に掲げられる。この様子は撮影される。地球に”帰還”したポスターは来年5月以降、日本に戻り、県内各地を巡回するなどして活用される。 

 同法人は「福島プチ宇宙ミッション2025」と位置付け、これまで県内の高校生から優先してメッセージを募集してきたが、幅広い年代の県民に対象を拡大した。ポスターには約4千人分のメッセージが載せられ、既に宇宙飛行士の山崎直子さんも寄せたという。

 メッセージは、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興へと歩む福島から、世界や地球への感謝の気持ち、未来への決意を込めた内容とする。日本語で、名前(ハンドルネームも可)込みの40字以内。

 長谷川洋一代表理事と甚野源次郎顧問は「七夕の短冊を書くような気軽さで、この星への思いをつづってほしい」と呼びかけている。

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