• X
  • facebook
  • line

佐賀2024国スポ開幕 県勢、堂々行進

10/06 07:55

総合開会式で旗を手に意気揚々と行進する本県選手団=SAGAスタジアム

 国民体育大会(国体)から改称後、初の本大会となる第78回国民スポーツ大会(国スポ)は5日、佐賀市のSAGAスタジアムで総合開会式を行い、開幕した。

 47都道府県選手団の入場行進は、1977年の青森大会以降の開催都道府県順に行われた。本県選手団は19番目に登場。レスリング少年男子に出場する下村武靖(たけやす)(喜多方桐桜高3年)旗手を先頭に、本部役員やレスリング、ウエイトリフティング、バレーボール競技の出場選手計34人が意気揚々と行進した。メインスタンド正面では、「チャレンジフクシマ」の文字が載った旗を振るパフォーマンスを披露した。

 会期は15日までの11日間。本県の前回大会の成績は男女総合(天皇杯)で42位。今年は9月に始まった会期前競技の競泳やソフトテニス、剣道などを終えた時点で44位につけており、男女総合35位を目標に、長年定位置となっている40位台からの躍進を期す。

 旗手の下村「一生に一度」

  総合開会式では、レスリング少年男子の下村武靖が本県選手団の旗手を務めた。「一生に一度あるかないか光栄なこと。笑顔で歩みを進めたい」と意気込んだ。

 昨年出場した国体では3位の好成績を収めた。6日から始まる競技を前に、下村は「わくわくしていて楽しみ」と表情は明るい。「目指すは優勝。順位を上げていく」と一戦必勝の構えだ。

 「福島の力に期待」

 総合開会式に先立ち、本県選手団の結団式がSAGAスタジアム第2競技場で行われた。

 北村清士団長(県スポーツ協会長)が「福島で培った力を佐賀の地で大いに発揮してほしい。努力、踏ん張り、健闘に期待する」と選手たちの活躍を願った。続いて穐本(あきもと)哲哉総監督が音頭を取り、選手団一同で「エイ、エイ、オー」と気勢を上げて士気を高めた。

 バドミントン (佐賀県唐津市文化体育館) 

 ▽少年男子1回戦

福 島 2―0 島 根

○藤 吉 増 田 2―0 黒 川 香 村

○江 見 2―0 太田尾

▽成年女子1回戦

福 島 2―0 岡 山

○阿 部 山 北 2―1 吉 川 芦 田

○水 井 2―0 江 見

 卓球(佐賀県基山町総合体育館)

 ▽成年男子1次リーグDグループ

福 島 3―1 石 川

高 橋 2―3 山 本○

○荒 井 3―1 畑

○相 楽 3―0 管

○高 橋 3―1 畑

▽成年女子1回戦

高 知 3―0 福 島

○上 田 3―0 深 谷

○横 田 3―0 伊 東

○秋 山 3―1 西 牧

 アーチェリー (佐賀県鹿島市陸上競技場) 

 ▽少年男子個人〈1〉浦田唯(神奈川・横須賀総合高)653点

 ▽少年女子個人〈1〉今井希海(大阪・近大付高)649点=大会タイ

 ▽成年男子個人〈1〉斉藤史弥(岐阜・日体大)675点〈61〉佐藤尚樹(コマツカスタマーサポート)607点〈68〉矢吹純平(東開工業)572点〈70〉小野徳章(小野果樹園)563点

 ▽成年男子団体予選〈24〉福島1742点(佐藤607、矢吹572、小野563)=落選

 ▽成年女子個人〈1〉朝久野奈波(大分・近大)663点

 弓道 (佐賀県多久市緑が丘弓道場) 

 ▽成年男子遠的予選(24射)〈9〉福島139点(天野31点、古川43点、山口65点)=落選

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line