選手9人の合計年齢が500歳以上のチームが対戦する「第6回全国500歳野球大会」が13日、秋田県大仙市で始まった。別名「親父たちの甲子園」で、今年の最年長は86歳。9県から32チームが参加して15日まで熱戦を繰り広げる。
始球式はプロ野球巨人OBの中畑清さんが務めた。宮古市選抜(岩手)とF・V・I・P(福島)の試合では、失点しても「ここから!ここから!」とベンチは盛り上がり、自打球で痛がる選手に応援席から拍手が送られる場面もあった。
宮古市選抜は4―9で敗北。チーム最年長で先発投手の伊藤晃二さん(71)は「体はへろへろだが楽しかった。仲間とプレーできてうれしい」と汗をぬぐった。