県民健康調査で行っている原発事故発生当時18歳以下の県民を対象にした甲状腺検査では、受診した約29万6000人のうち、甲状腺がんと診断された人が6月30日現在で57人となった。手術で良性と確認された1人を合わせ104人が「がん、またはがんの疑い」と診断された。 検査を行う福島医大が初めて示した県内4地域の10万人当たりのがんの発生率では、詳細検査が進んでいない会津を除き、避難区域と...
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