自宅前に広がる農地を眺める鴫原さん。「本当は村に戻って農業をやりたかったが、再開は諦めた」と複雑な思いを口にする=飯舘村比曽 東京電力福島第1原発事故に伴い、居住制限区域に指定された飯舘村比曽地区では、降雪の時期を前に除染作業が進み、除染廃棄物の袋が仮置きされていく。帰還困難区域を除く村全域で行われる国直轄の除染には、約7500人の作業員が投入されている。 「農業は、だめになった。帰...
この記事は会員専用記事です
残り494文字(全文694文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。