東京電力福島第1原発4号機で昨年12月、使用済み核燃料プールに残っていた燃料集合体1535体(使用済み1331体、未使用204体)の取り出しが完了した。廃炉作業の中核の一つと位置付ける東電は「廃炉に向けた第一歩」と評価するが、今後は人が容易に近づけない1〜3号機での作業に移り、廃炉工程が遅れる可能性も指摘されている。 4号機は2011(平成23)年3月15日に原子炉建屋が水素爆発し、建屋上部が...
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