原発の汚染水に関する問題の中で、「トリチウム」という放射性物質が登場することがあります。このトリチウムは水素の仲間なのですが、セシウムやストロンチウムなどと同じく、今回の原発事故によって周辺にばらまかれた放射性物質の一つです。 ただ、このトリチウムは元々自然界にも存在していました。大気中の窒素や酸素が宇宙から降り注ぐ放射線と反応することにより、世界中で年間約7京ベクレル(7万兆ベクレル)ほど常...
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