第2次世界大戦後に激化した東西陣営の対立は、核兵器をはじめとする軍備拡張競争を加速化させました。世界中に存在する核ミサイルの数はどんどん増え、それに伴い核実験の数も増えていきました。キューバ危機の起こった1962年には世界で178回もの核実験が行われたのです。 当時の核実験はそのほとんどが大気圏内で行われたため、放射性物質が世界中に飛び散り、人々に被ばくをもたらしました。そんな中、米国、旧ソ連...
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