【郡山・田村町・中町】<安積山かたびらほして通りけり>芭蕉の句あった

09/16 15:30

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急な石段を登りどりついた田村神社の本殿(奥)。手前は、門のような造りをした神楽殿とつるされた大太鼓

 須賀川をたった松尾芭蕉一行は、元禄2(1689)年4月29日(陽暦6月16日)から翌5月1日(同年は4月30日はなかった)、現在の郡山市内を旅した。  ただ「おくのほそ道」(以下「ほそ道」)で現郡山市内の記述は、檜皮(ひわだ)宿(同市日和田町)周辺のみ。河合曽良の「日記」が見つかる1943(昭和18)年まで「ほそ道ワールド」では須賀川と日和田との間は空白地帯だった。「まわり道」の旅は、この「余白...

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