【郡山・中町】<旅寝して我が句を知れや秋の風>街を歩けば見えてくる

09/23 16:00

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なかまち夢通り(奥州街道)と芭蕉通りを結ぶ芭蕉小路。夢通り側はビルの中、芭蕉通り側は蔵造りの飲食店とビルとの間の通路になっている=郡山市中町7番

 「おくのほそ道」(以下「ほそ道」)では、松尾芭蕉に一句どころか一言も記されぬまま通過された郡山宿(現郡山市中町)だった。しかし実は、現郡山市域の歌枕「安積山(浅香山)」を詠んだ句〈安積山かたびらほして通りけり〉が「芭蕉の句である」と、江戸時代から地元郡山でも江戸でも伝えられていた。その事実が最近、安積国造神社(郡山市)安藤智重宮司の調べで分かった。ここまでが前回。  そうと知ると、芭蕉とは無縁に...

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