東京電力福島第1原発は事故発生から間もなく9年を迎える。廃炉に向けた工程表では廃炉まで30~40年を見込んでおり、長い道のりが続く。最難関とされる溶け落ちた燃料(デブリ)の取り出しは2021年から2号機で始める計画だが、順調に進むかは不透明だ。原子炉内の状況把握や機器開発は途中段階。廃炉作業を巡る課題は山積している。 政府は昨年12月、東京電力福島第1原発の廃炉に向けた工程表「中長期ロードマッ...
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