福島第1原発...廃炉『40年後』維持 中長期ロードマップを改定

03/03 15:40

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敷地内には放射性物質で汚染された水を浄化した処理水のタンクが林立している

 東京電力福島第1原発は事故発生から間もなく9年を迎える。廃炉に向けた工程表では廃炉まで30~40年を見込んでおり、長い道のりが続く。最難関とされる溶け落ちた燃料(デブリ)の取り出しは2021年から2号機で始める計画だが、順調に進むかは不透明だ。原子炉内の状況把握や機器開発は途中段階。廃炉作業を巡る課題は山積している。  政府は昨年12月、東京電力福島第1原発の廃炉に向けた工程表「中長期ロードマッ...

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