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高速進入口誤り救急車搬送遅れ 白河消防本部

07/17 08:05

 白河地方消防本部は16日、心肺停止状態だった矢吹町の80代女性を救急搬送する際、救急隊員が高速道の進入口を誤り、病院到着が約7分遅れたと発表した。女性は病院で死亡が確認された。同消防本部によると、搬送先の医師は「救急車の遅延と死亡の因果関係はない」としている。

 16日午前5時半ごろ、女性の家族から119番通報があり、白河消防署東分署の隊員が救急車で出動した。女性宅から白河市の病院に搬送するため移動した際、進入するインターチェンジ(IC)を誤った。

 本来は東北道矢吹ICを利用する予定だったが、あぶくま高原道路の矢吹ICを使ったという。途中で誤りに気付き、矢吹中央ICで転回したが、予定よりも遅れたという。広沢貴夫消防長は「ご遺族をはじめ、関係者の皆さまにご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げる」とコメントした。

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