「南棚塩はもう人が住めない災害危険区域。碑は、にぎやかだった私たちの暮らしを子孫に伝えてくれる」。震災の津波で甚大な被害を受けた浪江町南棚塩地区で、2018(平成30)年秋に建てられた慰霊碑と史碑の碑文編さんを担当した木幡輝秋さん(86)=浪江町出身、福島市に避難=は語った。 慰霊碑と史碑は、木幡さんら南棚塩地区の住民で組織する団体「大字棚塩区」が建立した。慰霊碑には高さ約15メートルの大津波...
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