【検証・除染】中間貯蔵と自治体 受け入れ「苦渋の決断」

02/09 12:10

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中間貯蔵施設の設置を巡り、国、県、自治体間で待ったなしの議論が続いた。中間貯蔵施設を背景に、左上から時計回りに佐藤氏、細野氏、根本氏、井戸川氏、渡辺氏、内堀氏のコラージュ

 「除染で出た廃棄物をいつまで地域で保管し続けるのか」。原発事故後、県内で生じた大きな懸念は払拭(ふっしょく)されることなく、中間貯蔵施設への除染土の搬入は続く。  候補地反応さまざま  原発事故当時の民主党政権は、2011(平成23)年8月、除染土の行き場がない事態の打開策として、県に除染廃棄物を集約する施設の建設を打診する。原発事故担当相や環境相を務めた細野豪志がキーマンとなり、立地候補地の絞り...

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