県内の除染で出た土壌が次々と中間貯蔵施設(大熊町、双葉町)に運ばれる中、飯舘村で積まれた土壌の一部は異なる目的地へ向かう。土壌が積まれた大型ダンプは帰還困難区域の長泥地区にたどり着く。土壌はここで資材化され、農地の土として生まれ変わる。環境省による除染土壌の「再利用」に向けた実証事業だ。 除染土壌の再利用―。同省は2014(平成26)年、中間貯蔵が終了する30年後に、除染で出た土壌を公共事業の建...
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